【100均のプラスチックケース】かわいい裁縫箱の作り方

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プラスチックケースをつかった裁縫箱の作り方記事のアイキャッチ

手芸が好きな人はもちろん、 そうじゃない人も、
家に裁縫箱がひとつあると、便利ですよね。

ボタンがとれちゃった!
とか、
裾がほつれちゃったから、ちょこっと補修したい
とか。

そんなときに、さっと出せる裁縫道具があると、時短にもなります。

100均で売っている、小さいソーイングセットも便利ですが、
サイズや必要アイテムなど、みんな好みが違いますよね。
そんな希望に合う『自分好みの裁縫箱』をつくってみませんか?

作るというか、必要なものを集めてセットするというか。

アンティーク風のかわいい雰囲気のハサミだったり。
ナチュラルな針刺しだったり。
レトロでシックなまち針だったり。
自分の好みを、ぎゅっと詰め込んだもの。

自分だけの裁縫箱づくり(裁縫セットづくり)、楽しいですよ!
ぜひぜひ好みの裁縫箱を作ってみてください。

このブログを書いた人

「いつき」といいます。
北海道在住。50代。
ぬいぐるみとうさぎと手づくりが大好き。
時間を見つけては、日々何かを作っています。
裁縫箱は思いついたらつい作ってしまう

詳しいプロフィールはこちら。

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もくじ

プラスチックケースで裁縫箱を作ってみよう

プラスチックケースに糸が並んで入っているさし絵

木製や籐のカゴもステキですが、プラスチックケースの裁縫箱もすごく便利なんです。
アレンジ次第で、自分の好みのものを作ることができますよ。

大きさもいろいろなものが売っているので、

居間にある、あの棚の隙間に収納したい

という希望も叶えやすいです。

プラスチックケースといえば、100均!
サイズも豊富で、軽くて持ち運びも簡単。

中に仕切りがついているものを使えば、針や糸などの小さなアイテムを分類するのに便利です。
また、透明なケースを使えば中身が一目でわかりやすく、必要なものをすぐに取り出すことができます。

という理由で、この記事では、
プラスチックケースを使った裁縫箱、裁縫セットについて話していきますね。

ふむふむ、こんな感じで作ってるのね~
わたしならもっとこうするなー

とか思って、自分アレンジの裁縫箱を作ってくれたら嬉しい。

【実例】100均のプラスチックケースを使った裁縫箱と中身

プラスチックケース推しだったのは、わたしが実際に使っているからです(笑
これまでいろいろな裁縫箱を作ってみたのですが、これが一番使いやすい!です。

ケースは、セリアで購入したプラスチックケースです。
文房具売場にあった、たぶん「フリーケース」という名前のもの。
(名前は確実ではないです。申し訳ない)

開いたところは、こんな感じです。
ぬいぐるみ作りも、これひとつで作業できています。

裁縫箱の中身の写真

最初はもっと少なかった気がする。
使っているうちに、じわじわ中身が増えてくるんですよね・・・。

裁縫箱にいれている裁縫道具たちの紹介

中に入れているものを紹介します。

入れているのは「最低限のもの」ではなく、
わたしが「これがあればだいたいの縫い物作業はできる」と思って入れているアイテムたちです。


(1)糸:だるま家庭糸 細口

ダルマ家庭糸の写真

定番のだるま家庭糸は、何にでも使えて、色も豊富。
でも、いつも使うのはこの三色です。
白・黒・ベージュ(グレー系)があれば、なんにでも対応できる気がする。

細口は、ボタン付けから繕いものまで、幅広く使えるので、
「とりあえずこれを買っておけば問題なし!」の代表です。

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(2)糸:フジックス PICE 手縫い糸

Pice手縫い糸の写真

これも、白・黒・ベージュを入れています。
ダルマ手芸糸よりも、細い糸で縫いたい時に使っています。
ミニぬいぐるみづくりのときにも便利。

細いのに丈夫です。
木製の糸巻きなので、使い終わったあと飾っておくのもカワイイ
なのに、200mでこのお値段。お手頃価格! リピートしている糸です。

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(3)折り目付けローラー

ころころ折り目ローラーの写真

折り目をつける道具です。
アイロンを出すほどじゃないかな~というときに重宝します。
なので逆に、
アイロン大好き!いつもアイロンを使いたい!という人には不要なものだと思う。

メルカリで、いろいろな色のものが売られているので、好みのものを選べます。
 > 折り目付けローラー 検索結果

(4)糸通し(スレダー):写真左

糸通しの写真

手芸用ルーペを使わないときは、これがないとわたしは針に糸を通せません。
「手芸用ルーペって?」と思った方は、お時間があればこちらの記事をどうぞ。

手芸にぴったりな、置き型やメガネ型ルーペなどのレビューもしています。

 > 刺繍や編み物、作業しやすい拡大鏡は?手芸向きルーペおすすめ7つ。使用レビューも。
 > プラモデル製作が快適になるおすすめ拡大鏡。レンズ交換式メガネ型ルーペ

糸通しは、とても便利だけど壊れやすいので、Amazonで激安の100個入りを買いました。
もう一生買わずにすみそうです。

入れてある小さいファスナーポーチは、ダイソーの文具小物ケースミニ(2個入110円)です。
 ダイソーネットストアの「文具小物ケースミニ」ページ

(5)針:上の写真右

裁縫箱にいれているものは特にこだわっていませんが、太すぎず細すぎずのを用意しています。
ボタン付けとかは針が太くても気にしないので、針穴の大きい刺繍針などを使っています。

(6)まち針

ガラスの頭のまち針を使っています。
アイロンがくっついても溶けません。

まち針の写真

針は、フェルトでつくった収納場所に刺しています。
作業中は、使う本数だけ上の焦げ茶部分(綿を入れた針刺しコーナー)に刺して使っています。

このガラス頭のまち針、80本で900円くらいしたんですよ。
購入したときは『80本入りでもまち針に900円は高いよ!』って思ったんですが、キラキラしたかわいさに負けて購入(かわいいものに弱い)。

さっき購入履歴を見たら、買ったのは2014年。
気づくと10年も使えているので、今となってはすっごく得をした気分ですw

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はさみたち:

裁縫箱に入れているハサミ2種類の写真

(7)左:500円くらいで売っている、おしゃれっぽいハサミ。

これは2016年に、楽天市場の「手芸レースのフェアリーレース」さんで買いました。
糸切りばさみ アンティーク の「こうのとり」タイプです。
「くちばし」というタイプもあって、それは糸を切るのにすごく使いやすいです。

見かけもかわいいし、意外とすべりもよく、ストレス無く切れてお気に入り。
糸以外にも、ちょこっとだけ布を切るならこれで十分つかえます。

(8)右:糸切りハサミ

以前友人にもらった糸切りハサミ。
最初から開いているので、糸を切るのに便利です。

(9)印付け:写真右

線状に、しるしやあとを付けるのに便利な道具。
紙に折り目をつけるときにも使えて便利です。
100円ショップでも売っています。

(10)目打ち:写真左

用途多数。
袋物を縫ったときの角出しとか、ぬいぐるみを作ったときの目の場所の穴あけとか。
いろんな場面でつかえるので、なくてはならない道具です。

ミシンで縫うときにも、布送りの手助けをしてもらうので、これとは別にミシンの横にもひとつ置いてあります。

(11)水で消える、ペンタイプの印付け

水で消えるペンタイプの印付けペン

何かを縫い合わせるときに、ちょこっと印をつけるのに便利です。
水で濡らすと消えます。

水で消える印付けペンはたくさんあるのですが、これはペン先が固くて細めの線が書けるので気に入っています。

たくさん線を引く時は、100円ショップのものを別場所から持ってきて使っていますが、ちゃんと(?)引きたい時は、このペンを使っています。

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(12)小さな定規: ちょっとしたサイズをはかるために入れています。

裁縫箱の中の定規やクリップの写真

文房具が近くにおいてある場合、入れる必要はないかな?と思います。
ただ、裁縫箱ごと移動して使うことがある場合は、1つ入れておくと別場所から持っていかなくてもいいので手間なしです。

(13)小さなクリップと安全ピン: 手芸用仮止め用の道具たち。

仮止めクリップは、小さいサイズを入れておくと何かと便利です。
まち針がつかいづらい場所(素材が硬い、縫い代が少ないなど)に使えます。

安全ピンも、まち針代わりに使ったりするので入れています。
安全ピンをまち針代わりにするときは、少し曲げたほうが使いやすいですよ(曲げるときは指に注意!)。

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仮止めクリップは、メルカリでも売っています。
 > メルカリ 仮止めクリップ ミニ 検索結果

(14)おはし

写真中央のピンクの棒は、お弁当用の短めの「おはし」です。
片方折れてしまったものを、手芸用にしています。

わたしにとっては、このお箸は、便利アイテムなんです!

ぬいぐるみなどにワタを詰めるときに、これでぐいぐい入れたり、
袋物を裏返して角を出すときに、これで押したり。
おはしなので、適度にとがっていて、適度のまるまってもいるので、少し力をいれても
ズボっ!と穴が開くということがほぼ無いです。
「尖っていない目打ち」という感じで使っています。


あらためて、こんな風に入れています。

裁縫箱の中身の写真

裁縫箱ですが、100均セリアの透明のプラスチックケースに、
好きな色のリネンの布を組合せています。

リネンの間にキルト芯をいれているので、ホワッと少しだけふっくらしています。
なので、フタを締めたときに、中でものがはさまれて動きづらいです。

(1)の糸をいれているところは、ゴムの入ったレースで固定しています。
残念ながら「しっかり固定されてズレない!」という事はないのですが^^;
でも、フタを開けたときにずれることはないので、OKってことに。

(5)(6)のところは、針の収納エリアで、上には縫い針、めくった下にはまち針を入れています。
100%ウールのフェルトは針が錆びづらい、と聞いたので、羊毛100%のフェルトを使っています。
(錆びないって、本当なのかな?未確認です。今のところ確かに錆びてはいません)

(13)のところは、綿レースにクリップをはさんでいて、
(16)の安全ピンをとめているのも、綿レースです。

(8)のはさみを収納しているところは、合皮にしています。
布のままだと、いれるときに引っかかるんですよね。

蓋を閉めるとこんなかんじです。

プラスチックケースの裁縫箱の写真

100均(たぶんこれもセリア)で購入したレースをいれてます。
特に接着しているわけではなく、はさんでいるだけなので、気分によって変えられます。

ハンカチに好きな図案を刺繍をして、いれてみたいな~と思っています。

以前作った裁縫箱(裁縫セット)たち

これまで 何個作ってるんだ? というくらい、その時に求める理想のサイズや形の裁縫箱(裁縫セット)をつくっています。
缶だったり、箱だったり、プラスチックケースだったり、ポーチだったり。

これは道民ならご存知の「千秋庵のバター飴」、の空き缶を使った裁縫箱。

バター飴のカンカンをつかった裁縫箱の写真

たしか、てづくり講座に参加するため、持ち運びやすい裁縫箱が欲しくて作ったもの。
缶に合わせて、それを入れるポーチ(左)も一緒に作ってみた。

この裁縫箱の針刺し部分は、底にマグネットを仕込んであります。

裁縫箱の針刺しの裏の写真。

テープ状のマグネット(ダイソーで購入)を入れて布で包んであるので、スチールの缶にくっつきます。
針刺しが固定されて便利だったのですが、
カバンの中で、財布やスマホに近づけたくない、というデメリットも^^;

青い針刺しは、羊毛フェルトを固めて作ったものです。
羊毛フェルトはたくさんの色があるので、好みの針刺しを作りやすいですよね。

次のものも100均のプラスチックケース(どこのか失念)ですが、
縫い物をするときに、たまに追加で使う道具を入れています。

黒っぽい丸いものは、腕につける針刺し。
指ぬきも数種類いれています。

プラスチックケースを使った裁縫箱の写真

他にも、使っていない財布や、化粧用のバニティポーチを使ったこともあります。
別な裁縫箱を作ると、これまでのものを解体したり、ひとのあげたりするので、残っているものは上の写真のものしかないですが。

「こういうのが欲しいな!」と思ったら、ひとまず作ってみると楽しいですよね!

こんな道具も裁縫箱に!かわいくておしゃれに作ろう

この記事でのおすすめは「プラスチックケース」なのですが、それ以外でもかわいく使えるグッズはいろいろあります。

手づくりだからこそ、好きな色やキャラクター柄にしたり、ワッペンを貼ったり。
楽しくアレンジして、自分だけの裁縫箱を作るのが楽しいです。

かわいい空き缶をつかう

お菓子の入っていた缶って、かわいいものが多いですよね。
気に入った模様やサイズの空き缶を使うと、それだけでおしゃれな裁縫箱の出来上がり!

そして「かわいい空き缶」といえば、おすすめはダントツこれです。

これは「空き缶」ではなく、中身が入っていますが(笑)、
以前、お店で缶に一目惚れして購入。
お友達にもプレゼントしたら(もちろん中身入りで)、
ものすごく喜んでくれました。かわいすぎですよねこれ。

わたしが買ったのは、こちらの「マドンナビジュウ」
中には、小さなお菓子たちがたくさん入っていて、それがカラフルでかわいい!
まさに名前のとおり「宝石箱やー!」という言葉がぴったりですw

クッキーの他、メレンゲのお菓子も入っていて、サクサク美味しかったです。
缶も最高ですが、中身も食べてなくなってしまうのが淋しく思うほどでした。

本当にかわいいのですが、ネットで購入すると送料が結構かかってしまう・・・。
札幌だと、三越地下2階の食品売り場奥の「全国の銘菓」売り場にありました。

あぁ、話がそれてしまった・・・。

このクッキー缶は、細長いのでペンなどの入れやすいです。
大きすぎないサイズなので、最低限のものを入れてリビングに置いても全く邪魔になりません。
邪魔どころか、素敵なインテリアとして飾れます。

北海道民として紹介しておきたいのは、この缶。
わたしも使った千秋庵のバター飴の缶です。

この缶入りバター飴は、残念ながら店舗限定販売です。
空き缶だけなら、メルカリなどで売られています。

メルカリ 千秋庵 バター飴 の検索結果

こちらも小さめの缶なので、コンパクトな裁縫箱が欲しい人にぴったりですよ。

好みのサイズやデザインの空き箱をつかう

空き缶と似ていますが、空き箱のメリットは、紙なので中に仕切りを付けやすいことです。
ノリで接着しやすいので、布を貼ってデコりやすくもあります。

カルトナージュにチャレンジして、自分で箱から作る、というのも楽しそう!
好みの大きさや形のものができますよ。

カルトナージュとは
厚紙を使って、箱やフォトフレームなどの小物を手作りする工芸のことです。
その箱に、紙や布を貼ってオリジナルのものを作れます。

好きなシールやマステを貼る

文房具屋さんや100均などで、いまはたくさんのかわいいシールが売られていますよね。
手帖をデコるように、裁縫箱ををデコれば、置いてあるだけで楽しくなる裁縫箱ができます。

推しカラーを使えば、推しグッズのひとつにもなりそう。
幅広マステで、好きな模様にするのも楽しそう。
マステなら、気分転換に違うものにもしやすいですね。
キラキラ楽しいラインストーンシールビジューシールを貼れば、置物としても楽しめます。

デコパージュする

100円ショップでも売っているデコパージュ液
プラスチック製品にも使えます。

自分の使いたい大きさのプラスチックケースを用意して、
・デコパージュ液
・気に入ったペーパーナプキン

などがあれば、自分好みの色や柄の裁縫箱を作れます。

大きさや丈夫さは好みだけど、プラスチックケースの外観がちょっと・・・。

というときは、このアレンジ方法を使うと、好みの見た目にできます。

ポーチや書類用ケースを使う

本当に最低限でいい場合は、必要なものだけポーチに入れて引き出しなどに収納するのも、場所をとらずおすすめです。

書類用ケースとかは、透明で周りがファスナーになっているものが便利
透明なら、引き出しを開けただけで中身が確認できて、使いやすいです。

ダイソーより引用 フラットメッシュポーチ(推し色)
ダイソーネットストアより引用
フラットメッシュポーチ(推し色)
ダイソーより引用 A6ジッパーファイル(ホワイト)
ダイソーネットストアより引用
A6ジッパーファイル(ホワイト)

籐や木製のかごは、内布を貼るのがおすすめ

籐籠や木製の裁縫箱ってかわいいですよね。

ただ、そのまま使ってしまうと、中で糸や布が引っかかる場合があります。
なので、内布のあるタイプ、または内布をつけると使いやすくなります。


自分は、どんなときに裁縫グッズを使うのかな?
持ち運ぶことはある?
どれくらいの頻度で使うのかな?
どこに収納したいかな?
飾りながら収納できた方がいいかな?

そんなことを考えながら、自分のための使いやすい裁縫箱を作りたいですね。

裁縫箱について、気になるところ

裁縫箱をつくってみよう!と思ったときに、気になることを集めてみました。

裁縫箱に必要な最低限のアイテムは?

そんなにいつも使うわけじゃないから、最低限のものだけ入れたい

という場合の、必要最低限なものを考えてみました。

縫い針:ボタンが取れたときに使ったりするので、裁縫箱には欠かせません。
100円ショップで、いろいろな太さの針のセットが売っているので、それが便利だと思います。

まち針はいらない:ボタン付けにしかつかわないなーという場合は、まち針は必要ないと思います。
そのかわり、安全ピンを数個いれておけば、まち針代わりにもなります。

ピンクッション:作業中の針を刺しておくために使います。
最近は、マグネットタイプもあるので、好みでどちらかあれば便利です。
作業が終わったら、針は収納ケースにいれるほうが良いです。
ピンクッションに挿しっぱなしだと、針が錆びてしまうことがあります。
また、小さい裁縫箱だと、開けたときに針が落ちる可能性があって危険です。

糸:ボタン付けメインなら、少し太めの糸がいいかもしれません。
「ボタン付け糸」というのが、100円ショップにも手芸店にもあります。
それ以外にも使う場合は、もう少し細めの「だるま家庭糸 細口」が便利です。
糸は、よく着る服の色に合わせるのがおすすめ。
どれを買っていいのかわからない場合は、白・黒(さらに、ベージュ)があればほぼカバーできます。

予備のボタン:ボタンが取れて無くなってしまったとき用のボタンがあると便利です。
「服を買ったときに付いている予備のボタン」があるなら、それを裁縫箱にいれておけば、いざという時に探す手間がはぶけます。

ハサミ:一緒に入れておけば、あちこちから持ってくる必要がないので便利です。
でも、裁縫箱のすぐそばに文房具入れを置いている場合、ハサミはなくてもOKだと思います。
ただ、生地を切ることがある場合は、生地用のはさみをひとつ用意することをおすすめします。
紙を切るはさみだと、布がきれいに切れない場合があります。

あくまで「最低限あったら便利なもの」です。
本当に極まれにボタンを付けるだけなら、100均で売られているソーイングセットが便利かもしれません。

裁縫箱の中身の入れ方のコツは?

とにかく、動かないようにするのがいいです。

中で動いてしまうと、開けたときに針が落ちたりする危険もあります。
糸がからまってしまうと、いざ使おうと思ったときに一手間必要になることも。

使いたいときにさっと使うためには、中でものが動かないように固定するか、仕切りをつけることをすすめます。

【あとがき】便利なだけじゃない。つくって楽しい裁縫箱

裁縫箱の自作は、一度体験すると

今度はもっとこんなのを作ってみよう
今度はこの大きさはどうだろう?

と次々アイデアが浮かんでしまうんです。
そして、そのアイデアを試したくなる、作りたくなるんです。

そんなに作ってどうするの!?
と自分で思いながら、ついまた作ってしまう。

そんな魅力を、体験してみてください(笑

周りの人に

こういうの作ったけど、いる?

って聞いてみると、意外と「ほしい!」と言ってくれます。
それで調子に乗って、また作ってしまいます・・・。笑

手づくりの裁縫箱は、自分好みの大きさやデザインで作れるだけでなく、使いやすさも考えてカスタマイズできるのが魅力です。

プラスチックケースを使った裁縫箱は、軽くて丈夫なので収納もしやすいです。
わたしは、普段自分がよくいるテーブルの下に、こそっと置いてます。
しばらく使わない時は、本棚に立てて収納もできます。

裁縫箱の中身も、
・自分は、なにに使うのか
・なにが必要なのか

を考えて、自分専用に好きにカスタマイズするのがおすすめです。
ノートに書き出してみるといいですよ。
頭の中が整理されて、欲しい裁縫箱像がみえてきます。

自分にぴったりの中身にすると、ほんとうに使い勝手が良くて、とても便利になりますよ。

ぜひぜひ自分好みの裁縫箱を作ってみてくださいね!

【おまけ】昭和レトロでかわいい裁縫箱たち

おばあちゃんが使っていたような裁縫箱、覚えていますか?

こういうやつです。
裁縫箱というよりも、「お針箱」といった方がいい感じかな?

上と右のものは、メルカリにあります。
 > レトロ 針箱 の検索結果

引き出しだけではなく、上もパカッと開き、
元々はきっとその部分に、針刺しと「くけ台」が入っていたものが多かったはず。
うちのおばあちゃんも、着物を縫う時に使っていました。

くけ台とは:縫う時に布がピンと張るよう、布をはさむクリップのようなものがついていた木の台

このタイプの裁縫箱が大好きで、好みのものをみつけては、家のあちこちで使っています。
裁縫箱としてではなく、普通に雑貨の収納としても使っています。
(数えたら、うちに5個もあります…。)

似たような形のものが、数年前にsalut!(サリュ)で売られていました。
ガラスマルチ引き出しボックス

現在は、残念ながら在庫なしの状態。
うちでは、小さい引き出しに、だるま家庭糸を入れています。

持ち運ばない裁縫セットや、裁縫箱の母艦を作るなら、こういうのを使っても素敵ですね。

この記事で使っているイラストは、chatGPTに作ってもらいました。

もくじ