「ぬいぐるみ用布団の作り方」好きな布で手づくりしてみよう!

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ぬいぐるみ用のお布団の作り方

大好きなぬいぐるみや人形、夜には布団に寝かせてあげたくなりませんか?

大きめのぬいぐるみは、抱き枕としてだっこできますよね。
けど、小さいぬいぐるみは、一緒に寝るとつぶしてしまいそう。

それに、小さい布団にはいっているのを見ると、めっちゃカワイイ!

布団に寝ているぬいぐるみの写真

寝ている姿に癒やされます。

かわいいお布団もいろいろ売られていますが、自分で作るのも楽しいです。

好きな生地やタオルを使って、まっすぐ縫うだけ。
自分好みのぬいぐるみ用お布団を作ってみませんか?

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もくじ

ぬいぐるみ用のお布団の材料

想像してみてください。
大好きなぬいぐるみが、お布団に入っている図。

かわいい!(言い切る

ますは、四角いシンプルなお布団を作ってみましょう。

敷き布団・掛け布団の材料

ぬいぐるみ用のお布団の写真

シンプルな綿入りお布団の材料です。

  • 綿などの詰めもの
  • レースやリボンなどの装飾用アイテム
  • 糸・針などのお裁縫道具

・布

わたしが今回使ったのは、コットン生地です。
好みで、無地や柄、色を選んでください。

ぬいぐるみの雰囲気に合わせたり、推しカラーを選ぶのもおすすめです。

・綿などの詰めもの

お布団に入れる綿なども必要です。
特にこだわりがなければ、たたんだタオルなどを入れてもOK。
(しっかりとした感触になります)

手芸綿を入れると、ふわっふわになります。
キルト綿だと、凸凹しづらくきれいに仕上がりやすいです。

・レースやリボンなどの装飾用アイテム

布団のまわりや、頭の部分に、好みで飾りをつけるのに使います。

←こちらは市販のお布団ですが、好みのリボンやレースをつけると、かわいいです。

小物で飾ると、自分のぬいぐるみの雰囲気に合ったお布団にできます。

(←楽天市場「ままごとセット お布団ごっこあそび」)

毛布・タオルケットなどの材料

ぬいぐるみの掛け布団の写真

上に掛けるものは、季節によって変えてあげたいですよね。
冬はおふとん、夏はタオルなど。

綿入りのお布団にするなら、敷布団と材料は同じでワタが必要です。
毛布やタオルケットを作るなら、少し厚めの生地や、ハンドタオルなどで作れます。

ふんわりガーゼ fu wa raさんの、ハンカチやハギレをつないで、タオルケットを作ってもかわいい。

ぬいぐるみ用のお布団の作り方

まず、ひとつ作ってみましょ!

ひとつ作ってみると、

  • レースを付けた方が、うちのこに似合いそう
  • サイズは、もっと大きい方がいいかも

など、作りたいものが見えてきますよ。

掛け布団と敷き布団、作り方は同じ

綿の入ったお布団の場合、掛け布団と敷布団の作り方は同じです。
綿の量や布を変えて、敷布団と掛け布団にします。

掛け布団敷布団
・綿の量は少なめにし、ぬいぐるみにかけた時に体にそうようにする。
・顔の近くに、別布やレースをつけると掛け布団っぽくなる。
・綿の量はふんわり多めに。キルト綿なども使い、厚めにすると敷布団っぽい。
・無地の布を使ったり、飾りをなしにしたりも、OK。

作業の流れは、こんな感じです。

  1. サイズを決める
  2. 布を裁断する
  3. (飾りが必要な場合)レースなど、飾りをつける
  4. まわりを縫う(返し口以外)
  5. 綿などをつめる
  6. 返し口をとじる
  7. 綿どめをする

では、作ってみよう!

1. サイズを決める

どのコ(ぬいぐるみ)用の布団にしますか?

実際にぬいぐるみを寝かせてみて、必要な大きさをはかります。

今回は、このコ用のお布団を作ります。

小さいぬいぐるみの写真

我が家のトップ3に入るかわいさ potte ロップイヤーさん。
身長15cmくらいです。

2. 布を裁断する

サイズをはかったら、用意していた布を裁断します。

必要なサイズ+まわりにグルっと縫い代1cm

今回作るのは、横幅21センチ、縦26センチ
なので、用意した生地のサイズは、横23センチ、縦28センチです。

横:21センチ+1センチ(ぬい代)+1センチ(ぬい代) =23センチ
縦:26センチ+1センチ(ぬい代)+1センチ(ぬい代) =28センチ

3. (飾りが必要な場合)レースなど、飾りをつける

レースなどを縫いつける場合は、まわりを縫って袋状にする前のほうが縫いやすいです。

頭のあたりや、掛け布団のすその部分など、好きな場所にレースやリボン、別布で飾ります。

掛け布団なら、頭側の部分に別布やレースで飾ると、掛け布団ぽくなります。
敷布団は、飾りを少なめにシンプルにしてもかわいい。

今回は、敷布団なので飾りなしのシンプルタイプにしました。

シンプルにしたり、レトロにしたり、どう作ろうか考えるのが楽しいです。

4. まわりを縫う(返し口以外)

返しぐち以外の周りをぐるっとぬいます。
返し口は、狭すぎると表に返しづらいので、手の入るサイズがおすすめ。

手縫いでもミシンでもOK。

左:周りを縫った生地  右:中に詰めるもの

ぬいぐるみのお布団用の生地と綿の写真
画像:今回使う、コットン生地とキルト芯

5. 綿などをつめる

綿の入れ方は、2種類あります。

袋状に縫った布団生地を、表に返してから綿をいれるか、返す前に入れるか、です。

(方法1)
表に返してから綿をつめる
(方法2)
綿を並べてから表に返す
メリット綿を詰めやすい表面が凸凹になりづらい
デメリット綿がかたよりやすい。
だまにならないように気をつける必要がある。
表に返しづらい。
(キルト綿と一緒に使うと、返しやすくなる)
綿の入れ方のメリット・デメリット

(方法1)表に返してから綿をつめる。

表に返した袋状の布団(生地)につめるだけなので、とっても綿を入れやすいです。
ただ、入れたワタの厚みがムラになりやすいので、だまにならないように気をつける必要があります。

(方法2)綿を並べてから表に返す

表に返していない布団(生地)に綿をキレイに並べてから、表に返します。
なので凸凹になりづらいです。
でも、ワタがある分、表に返しづらいデメリットがあります。

綿だけではなく、キルト綿を一緒に使ったほうが、返しやすくきれいに仕上がりやすいです。

手軽に作りたい場合は、方法1を。
凸凹せずにキレイな膨らみにしたい場合は、方法2をおすすめします。

今回は、方法2で綿をつめています。

実際に、綿を入れてみる

1. 布団生地の上に綿をのせる

まわりを縫った布団生地に、綿をのせます。
今回は、キルト綿手芸綿の両方を使っています。
(手芸綿だけでもOKです。その場合は作業が少ししづらくなります)

キルト綿を置き、その上に手芸綿を置きます。
手芸綿は、かたまりをほぐしながら、平たく均等に。

ぬいぐるみのお布団用の生地と綿の写真

2. キルト綿で手芸綿をはさむ。
キルト綿で手芸綿をはさむと、摩擦でズレづらくなり、表面もボコボコしづらいです。
(手芸綿だけでもOKです。その場合は作業が少ししづらくなります)

ぬいぐるみのお布団用の生地と綿の写真

3. キルト綿の角を糸でとめる。
ワタがずれないように、キルト綿の角を軽く縫って固定しておきます。

ぬいぐるみのお布団用の生地と綿の写真

4. 指でつまんで裏返す
布の角を折っておきます。
布の角とワタの角と合わせます。
袋の内側に手を入れて、布と綿の角を合わせて一緒に指でつまみます。
つまんだまま、角を表に返します。

ぬいぐるみのお布団用の生地と綿の写真

5. 表に返した角を固定
角を1つ表に返したら、ずれないようにクリップなどではさんでおきます。
固定したら、次の角を同じようにつまんで表に返します。

ぬいぐるみのお布団を作っている途中の写真

角をすべて表に返したところ。

ぬいぐるみ用布団を作っている作業の写真

6. お布団の表面をならす
お布団を、ぽんぽん優しく叩いたり、少し振ったりして、生地と綿をなじませます。
お布団を振るときは、布とワタがずれないように気をつけて!

ぬいぐるみ用布団を作っている作業の写真

お布団に綿をいれることができました。

6. 返し口をとじる

返し口を、縫いとじます。
コの字で縫うと、縫い目が目立ちづらいです。

ぬいぐるみ用布団を作っている作業の写真

コの字で縫って、糸を軽くひきます。
強く引きすぎると、シワがはいってしまうので注意。

ぬいぐるみ用布団を作っている作業の写真

返し口を縫ったら、玉止めをして、目立たないところに糸を出して切ります。

7. 綿どめをする

綿がずれないように、何か所か糸で縫いとめます。

今回は、2か所に糸でとめました。
よく座布団の真ん中にあるような、糸でとめてあるやつです。

ぬいぐるみ用布団を作っている写真

完成

ちょっと寝てもらったら、サイズもいい感じでした。

ぬいぐるみ用お布団に寝ているぬいぐるみの写真

毛布やタオルケットもつくろう

毛布やタオルケットは、1枚の布で作れます。
かわいいハンカチやタオルを利用すると、さらに簡単。
普通の布を使う場合は、まわりをほつれないように始末します。
(バイアステープやレースでくるむ、3つ折りにするなど)

写真の左は、古いパジャマ(フリースっぽい生地)を使った毛布です。
写真の右は、セリアのガーゼハンカチです。

ぬいぐるみ用の毛布やタオルケットの写真

ガーゼハンカチは、1か所を少し折って縫っただけです。
そこに、レースで飾りをつけたとしたら、こんな風になります。

ぬいぐるみ用タオルケットを作っている写真

レースの色味を変えるだけで雰囲気もかわりますよね。

どのレースにしようかな?と考えるのも楽しいです。

かわいい市販のぬいぐるみ用お布団

お布団を手づくりしたい!
けど、いまはちょっと時間がない

という時は、Amazonや楽天などでも、かわいい布団が売られています。

5点セット(掛け布団、敷き布団、まくら、クッションと抱き枕)のお布団。

掛け布団だけ無地のシンプル(推しカラー)にするのもいいですよね。
枕を別の生地でくるんでも、楽しそう。

Amazonで見つけたこちらは、ベッドタイプ。
ベッド(敷布団)、掛け布団、枕の3点セット。

ふわっふわなので、猫さんがいるご家庭だと、とられてしまいそうです(笑

こちらも布団と枕は別パーツなので、別の布でくるんだり、季節や気分にあわせて変えたりできますね。

袋状になっているお布団タイプもあります。
柄・色が5種類もあるので、ぬいぐるみに合わせたイメージのものを選べそう。

掛け布団が縫い付けてあるということは、持ち運んでもパーツがバラバラにならないということ。
ぬい連れで旅行や帰省をする時にも、これなら「掛け布団どっか行った!?」ということにはならないですね。

【あとがき】敷き布団を英語でいうと「Futon」

このブログ記事のURLは、stuffed-toy-futon です。

このURLを決める時に、「そういえば布団って英語でなんていうのかな?」って調べたんです。
そこではじめて「布団は英語でFutonという」と知りました。

ただ日本の「布団」とは違い、床に敷くものだったり、ソファ的なものをさすよう。

海外には、「ぬいぐるみ用の布団」ってどんなのがあるんだろう?
やっぱりベッド式なんでしょうか?
カラフルだったりするのかな?
気になります!(´ω`)

このブログを書いている人

「いつき」といいます。
北海道在住。50代。
ぬいぐるみとうさぎと手づくりが大好き。
時間を見つけては、日々何かを作っています。
最近は、ネズミのあみぐるみさんを
作成中
英文パターン翻訳を便利にしたくて、GPTsも作ったりしています。

詳しいプロフィールはこちら。

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