ぬい活、ドル活で使えるビーズ風クッションを作りました。
あれです。
以前話題になった「人をダメにするソファ」的なやつ。
作りやすいように、中身はビーズではなく「つぶわた」にしています。
だから、扱いも簡単。
ささっと縫って、ワタを詰めるだけ！
手縫いでもOK。
というか、私は手縫いで作っています。
うちの子たちも結構気に入ってるっぽい。
ぜひ作って楽しんでください。
私は大雑把です。
少し合印がずれていても、
ひっぱってごまかして縫っちゃえばいいや！
というタイプです。
この記事内の作り方説明も、そういう「やつが書いている」とご承知おきいただけると幸いです。
ぬい用ビーズ風クッション｜用意する材料と道具
材料と使う道具はこちら。
おすすめの基本のモノを書いていますが、
「どうしてもこの布を使いたい！」
などある場合は、そちらでももちろんOK。
| 材料 | ・薄めの生地 約13cm x 23cm ・つぶわた |
| 道具 | ・コンパス ・糸・針・ハサミ ・印つけに使うペン ・定規 |
| あれば便利なもの | ・手芸用カンシ ・パッチワークボードなど滑り止め ・ほつれ防止液 ・糸通し ・手芸用へら |
🧵 使う材料｜布と「つぶ綿」
・生地
約13cm x 23cm
薄い布、できればくったりしている布がおすすめ。
上の写真はガーゼ生地です。
この記事の最初の画像「黒のギンガムチェッククッション」は、着古したタンクトップの生地で作りました。
伸縮性があって、いい感じにくったりしています。
・つぶわた
普通のワタよりもくったり感がでます。
（ドールが座るとくぼむ、ように見えるクッションにしたいため）
100均でも入手可能。
今回使ったのは、ダイソーのつぶわたです。
✂️ 道具｜必要なものと、あれば便利な道具
・コンパス
型紙作りに使います。
百均にも売っていますが、無い場合は円形が作れればなんでもOK。
・糸・針・ハサミ
どんなものでもOK。
ご自身の使いやすいモノをご用意ください。
・印つけに使うペン
なんでもOK(👆写真に入れ忘れた)
私は、熱で見えなくなる「フリクションボールペン」を使っています。
・定規
なんでもOK。
もし買うなら、ダイソーで売っている手芸用方眼定規がものすごく使いやすいです。
✂️ あれば便利な道具
・手芸用カンシ
袋状にした布の裏返しや、ワタ詰めなどがすごくしやすくなります。
先端の内側がギザギザなので、掴んでひっぱるのがすごく楽。
👇こういうやつです
ポチップ
・パッチワークボード
アイロン代＋カッティング＋サンドペーパーが付いている優れもの。
サンドペーパーの上に布を置き型紙を写すと、布がズレずにすごく書きやすい。
特に、伸縮性のある生地を使う時、私には必須アイテムです。
こういうやつです。
（👇画像は楽天市場リンク）
パッチワークボードがなくても、700番くらいの紙やすりの上に布を置くと、滑らず型紙をうつしやすいです。
・ほつれ防止液
ほつれやすい生地を使う時にあると便利。
100均でも売っています。
・糸通し
糸通しがものすごくしやすくなります👍作業効率アップ！
購入レビュー👇
🔗 針穴が見えなくても大丈夫！クロバー「デスクスレダー〈クイック〉」を使ってみた
・手芸用へら
布に折り目をつける時に便利。
ぬい用ビーズ風クッションの作り方
一番面倒なのは、型紙作り。
そこさえ作っちゃえば、あとはちくちく縫うだけ。
量産も簡単！👍
🧵 「ビーズ風クッション」作り方の流れ
１．型紙を作る
２．布に型紙を写し、カット
３．縫い合わせる
４．表に返して、綿を詰める
５．返し口を縫いとじる
１．型紙を作る
まずは型紙を作ります。
型紙は、２枚。
・側面（長方形）１枚：長さ 22.6cm、高さ4cm（縫い代付き）
・座面（円形）１枚：直径 7.2cm（縫い代無し）
縫い代は全て、0.5mm。
こんな感じで型紙を作ります👇
・側面型紙（長方形）は、縫い代付き。
・座面型紙（円形）は、縫い代なし。
このサイズで作った出来上がりイメージがこちら。
座面（円）の型紙
この円形には、縫い代は付けていません。
布に型を書いてから、縫い代を0.5センチぐるりと書きます。
直径：7.2cmの円
円には、８等分したところに印をつけます。
側面と縫い合わせる時に、この印があると作業がしやすい。
側面（長方形）の型紙
長方形の側面の型紙は、縫い代付きです。
高さ：3センチに、両脇に５ミリの縫い代付き。合計4センチ。
長さ：約21.6センチの両脇に0.5センチの縫い代付き。合計約22.6センチ
型紙には、2.7センチごとに８つに分けて、印をつけます。
円形の座面と縫い合わせる時に、印があると便利だから。
両端に、ぬい止り線も書いておきます。
（ぬい線より５mmほど内側、返し口が2cmほど開くくらいのところ）
２．布に型紙を写し、カットする
必要な布パーツは、３つ。
・円形（上下の座面）：２つ 直径7.2cm＋周りに縫い代 0.5cm
・長方形（側面） １つ 長さ 22.6cm、高さ4cm（縫い代 0.5cm込み）
布に型紙を置き必要な線を写します。
合じるしもすべて書きます。
型紙を写したら、布をカット。
円形のパーツは、まわりに縫い代0.5cmつけるのを忘れずに！
側面の縫い線は、手芸ヘラなどで折り目をつけておく。
これをすると、後の仕上げが少しらくになります。
もしも布端がほつれやすい生地を使う場合、この段階でほつれ止め液をつかうと作業がしやすいです。
ほつけ止め液を使った時は、しっかり乾いてから次の作業をしてください。
３．縫い合わせる
縫う順番はこちら。
１．側面の、端と端を縫い合わせる
２．側面と座面を縫いあわせる
３．縫い代に、切り目を入れる
１．側面の端と端を縫い合わせる
両端の縫止り線まで縫って繋げます。
ここが返し口になります。
２．側面と座面を縫いあわせる
側面と座面を、合い印を合わせて縫います。
まち針は全部一気につけないで、近い合印だけ合わせていった方が縫いやすい。
座面を片面縫い合わせたら、もう片側も縫い合わせて、円柱型にします。
３．縫い代に、切り目を入れる
全て縫い合わせたら、縫い代部分に切り込みを入れます。
（布を返した時に、縫い代が重なってゴロゴロしないようにするため）
４．表に返して、綿を詰める
返し口から、表に返します。
裏返したら、返し口からワタを入れます。
返し口は小さいので、ちょっとづつ根気よく。
（写真撮り忘れたー💧）
ワタの量は、お好みの形になるくらい入れてください。
ワタをたっぷりパンパンに入れて、固めのクッション風にしたり。
少なめに入れて、体が沈んでいるようにしたり。
お好みの雰囲気に調整してください。
ドールさんにも協力してもらって、座った時の雰囲気を調整。
私は、体が沈んでいる感じがあるのが好きなので、ワタを少なめにしました。
５．返し口を縫いとじる
ワタの量が決まったら、ワタを入れた口を閉じます。
コの字とじで縫うと、縫い目が目立たなくなります。
細かく縫って糸を引くと、とじ場所も縫い目も目立ちません。
完成！
お疲れ様です！
セリアドールさんとの比較はこんな感じ。
（左：7センチドール、右：15…？セリアで一番おおきい素体です）
うちのぬいが座るとこんな感じ。
ミニサイズビーズクッション風味。
ぬい撮りにもおすすめ！大きさや素材を変えても楽しい
夏にはレース素材で、冬にはニット風に。
季節に合わせてクッションの生地を変えると、季節感が出ていいですよね。
何個も作って並べて、ソファみたいにしても楽しそう。
大きさを変えれば、また雰囲気も変わります。
大きさを変えたい時は、
・好みの座面の大きさを決める（円形部分）
・その円の円周の長さで側面を作る
これでOK。作り方は同じです。
高さも好きに変えれば、スツールっぽいものも作れます。
四角で作っても可愛いです。
いろいろ作って、楽しんでください。
・ワタ詰めや、表返しなど、作業が楽になるアイテム。
ポチップ
・布への型紙写しがすっごくラクになるサンドペーパー付き。
ポチップ
・糸通しに拡大鏡が必要なくなりました！
ポチップ