お布団で寝ているぬいぐるみ、かわいいですよね。
前回は、ぬいぐるみ用の敷き布団を作りました。
▶︎ぬいぐるみの布団の作り方|100均のキルト芯とはぎれで敷布団を手作り
今回は、それに合わせる掛け布団の作り方を紹介します。
作ったのは、中綿を入れない「薄手の掛け布団」。
体が小さくて頭が大きいぬいぐるみ用布団にしたので、掛け布団だけ見ると細身に見えてしまうかも。

ちなみに、このぬいぐるみはダイソーのドールパターンプレートで作った子です。
▶︎ プレートのレビューはこちら。
ダイソー|ドールパターンプレートがすごい!ぬいの型紙作りに超便利
ぬいぐるみは、サイズや体型、等身がそれぞれ違いますよね。
そこでこの記事では、
・13cmぬいにぴったりな掛け布団の作り方
・あなたのぬいサイズに調整する方法
の両方をまとめています。
ぜひ、あなたの大切なぬいぐるみのサイズで作ってみてくださいね。
写真付きわかりやすく詳しく書いたので、長めの記事になりました😆
もくじから、気になるところをチェックしてみてくださいね。

ワタの入ったふわふわなお布団を作りたい方は、こちらをどうぞ。

「13cmサイズのぬい」にぴったりの掛け布団
まずは、作った13cmドール用の掛け布団を紹介します。
ダイソーのドールパターンプレートから生まれた子にぴったりです。
今回作ったお布団の仕上がりイメージ
今回作成した掛け布団は、13cmのぬいを寝かせたときに肩から足先までしっかり覆う長さです。
あえて中綿を入れない薄手の布団にしたので、写真のようにぬいぐるみの体の両脇に布団が垂れてくれます。

【出来上がりサイズと型紙】13cmぬい用掛け布団
今回作った掛け布団のサイズと型紙はこちら。
🛏️ 仕上がりサイズ:縦 8cm、横 13.5cm
🛏️ 型紙
『身長13cmのぬいに合う掛け布団』が作りたい方は、こちらを参考にしてください。
裏側の型紙

表側の型紙

🛏️ 型紙のパーツの説明
| パーツ名 | 役割 | 説明 |
| 首元 | 布団の上部分 | カバーのように見える部分 |
| まわり | 布団の左右と下部分 | 額縁のような役割 |
| 真ん中 | 布団の中央部分 | 好きな色・柄の布で |
| 見返し | 額縁部分をきれいに見せる | 「まわり」と縫い合わせる |
🛏️ パーツの組み合わせ
パーツは、こんな風に組み合わせています。



サイズを少し変えたいな
と思った方は、
掛け布団のサイズの決め方|あなたのぬいに合わせよう!
で、あなたの好みやぬいに合わせた調整をしてみてください。
【材料と道具】ぬいぐるみ用掛け布団に必要なもの
13cmぬいにぴったりサイズの掛け布団に使う、材料と道具を紹介します。
100均ダイソーにいい感じの生地があったので、その布を使いました。
材料は3つだけ。材料と道具リスト
この掛け布団は、3つの材料を使っています。
レースは付けなくても作れるので、お好みのデザインにしてみてね。


🧵 材料
(長さ8cm 幅13.5cmの掛け布団用)
| 材料 | 必要なサイズ |
| 白い布 | 約縦19cm、横31cm |
| 好きな柄の布 | 縦:6cm 横:12cm |
| レースやフリル | 16cm (つけたい人のみ) |
✂️ 使う道具
| 道具名 | 説明 |
| 縫い針と糸、まち針 | 基本の縫い物道具 |
| 印をつけるペン | フリクションペンや手芸用の印つけペン。 型紙や布に印をつける |
| ハサミやロータリーカッター | 型紙や布を切る |
| 細めの棒 | 使わなくなったお箸など。 裏返した布団の角を出す |
| あれば 手芸用クリップ、アイロンなど | 布を押さえたり、仕上げに |
掛け布団の白い布は、ダイソーのカットクロスです。
薄くてテロっとした手触りで、お布団にぴったりでした。




セリアやダイソーのはぎれコーナーには、さまざまなカットクロスがありますよね。
サイズも、ぬいぐるみ用布団には十分です。


中綿は使わないの?薄手にした理由と綿なしのメリット
ぬいぐるみ用の掛け布団は、中綿を入れてふっくらさせる方法もあります。
ただ、小さいぬいぐるみの場合、厚みが出すぎると、体に沿わず不自然に浮いてしまうことも。
中綿を入れず薄い布で作る薄手の掛け布団なら、ぬいの体にやわらかくそって、実際に布団をかけているような自然な見た目になりやすいです。
作るときもラクチン。
薄い布は手縫いでも縫いやすいし、中綿なしは綿入れの面倒もありません。
作りやすい分、早く完成させられるのもメリットです。





「13cmのぬいに合う掛け布団」を作りたい
という方は、
「【掛け布団の作り方】布の裁断から縫い方」へどうぞ。
【掛け布団のサイズの決め方】あなたのぬいに合わせよう!
上では13cmのぬい用掛け布団を紹介しました。
ここからは「あなたの大切なぬい」にぴったりな掛け布団のサイズを計算してみよう。
ぬいぐるみの体型は、頭が大きい子や手足が短い子などさまざま。
ここでしっかり大きさを確認しておけば、



お布団を作ってみたけれど、うちの子には小さすぎた…
なんて失敗を防げます。
どんなお布団を作りたいかをイメージしながら測ってみてね。
ぬいを寝かせて測るだけ!基本のサイズの出し方


まずは、大きさを測ります。
採寸に必要なメジャーなどを用意してくださいね。
市販のメジャーも便利ですが、余った布を細長く切った自作メジャーも便利です。
柔らかいので、ぬいの体にフィットして測れます。


ぬいぐるみを寝かせ、長さを測ります。
敷き布団がある場合は、そこに寝かせてあげるとイメージしやすいです。
掛け布団は体に沿わせるので、
基本は「体のサイズ+余白+少しのゆとり」が目安。




長さと幅の決め方
📏 縦の長さ(首元から足元まで)
首元(または肩)から、足先までを測ります。
「どこからどこまでお布団を掛けたいか」をイメージしながら測ってみてください。
・足先までしっかり入れたい
・足先を掛け布団から出したい
・折り返して使いたい
・腕を出したい
もし、あなたのぬいぐるみが「お布団に潜って寝るのが好き」な場合は、その分の長さもプラスしてください。
あなたのぬいは、どんな掛け布団が似合いますか?






📏 横の幅(体の左右)
体のいちばん広いところに合わせて測ります。
左右に少し余裕を足すと、見た目が自然になります。
余裕がなさすぎると、掛け布団が浮いて体が見えてしまいます。
🛏️ 掛け布団を大きくした例
小さめと、大きめの掛け布団の見た目比較です。
(雑な画像加工ですみません💧)
縦の長さが違うと、印象が大きく変わりますね。
このページで作った掛け布団サイズ


縦を長くした掛け布団


紙でサンプルを作って合わせてみる
サイズを測ったら、紙に書いて切り取って、ぬいに当ててみます。


紙なので、ぬいの体には沿ってくれませんが、指で押さえながらイメージをチェック。
(不織布でサンプルサイズを作ってぬいに合わせると、もっとイメージしやすいです)
こうやって「測っては合わせる」を繰り返して、好みのサイズを決めます。


【型紙の作り方】ぬいぐるみ用掛け布団の型紙を作ろう
サイズが決まったら、型紙を作ります。
方眼紙を使うと直角を書きやすくて便利です。



型紙を作るのは面倒…
と思うかもですが、最初に作っておくと後の作業がとてもラクです。
・布への「しるし付け」がラク:型紙をなぞるだけで線が引ける
・柄合わせがしやすい:好みの柄を真ん中に!という調整がしやすい
・サイズの失敗を防ぎやすい:縫っている途中のサイズのズレをチェックしやすい
🛏️ 今回作る掛け布団のデザイン
少しレトロな「白いカバーをかけたような」掛け布団を作ります。
(実際は、カバーではなくパーツを縫いつけています)


型紙のパーツ数とパーツの説明
改めてパーツの説明をします。
表側は、大きく分けて3つのパーツでできています。


型紙の数は、5つ。
表側が4つ。裏側は四角のパーツが1つです。
(以下の数字は、13cmぬい用掛け布団のものです)
表側の型紙


裏側の型紙


ぬいに合わせた型紙の作り方と必要な布の大きさ
では、あなたのぬいに合わせたサイズの型紙を作ってみよう。
自分の作りたいイメージに合わせて、形を決めます。
Step1で切った四角い型紙に、「首元の高さ」と「まわりの幅」の線を引きます。
それぞれの目安はこんな感じ。
・「首元」の高さ: 全体の縦幅の1/4〜1/5くらいが目安。


・「まわり」の幅: 基本は2cm(大きいぬいなら3cm)ほど。


まわりの幅が決まれば、「真ん中」のサイズも決まります。
紙に書いた型紙をぬいに当ててみて、イメージ通りならOK!
違和感があったら、サイズを直す→ぬいに合わせる、を繰り返してみてね。
型紙は、裏側と表側の2枚用意します。
裏側は、四角いままでOK。
表側は、四角に「首元」や「まわり」の線を書いて、その線で切り離します。


「見返し」パーツは「まわり」の型紙と内側の凹が同じです。
別の紙に、「まわり」の内側のコの字線と同じサイズの線を書き、その周りに1cmの太さで線をひいてください。凹型になればOKです。
切り離したパーツに縫い代をつけて並べてみて、必要な布のサイズを確認します。
縫い代は、0.5〜0.7cmほど。ご自身の縫いやすい幅でOK。
私は心配性なので、縫い代は0.7cmくらいにしています。


柄入りの布を使う「真ん中」のパーツは、まわりに約1センチの縫い代をつけて布を切ってください。


これで、「型紙」と「必要な布の大きさ」が準備できました。
デザインのアレンジ例
下の写真は、布団の「まわり」のサイズを変えたものです。
幅を少し変えるだけで、印象は意外と変わります。






【掛け布団の作り方】布の裁断から縫い方
型紙ができたら、いよいよ布団作り。
型紙どおりに生地を裁断して、縫い合わせます。
ミシンがあれば短時間で仕上がりますが、手縫いでも問題ありません。
ここで作った掛け布団も手縫いで作りました。
ではまず、布に型紙を写して、切っていこうう。
布の裁断|型紙に合わせて生地をカットする
さきほど作った型紙を布の裏面に当てて、布に形を写していきます。
写す時に布がずれやすいので、紙やすりなどの上で作業をすると書きやすいです。
型紙を写せたら、その周りに縫い代線を書きます。
ここで縫い代線を書いておくと、布を裁断する時に「縫い代をいれ忘れた!」となりづらいです。
「真ん中」パーツは、布の表側に線を書いてください。
その方が、後の作業がしやすいです。


布に形を書き写したら、はさみやロータリーカッターで切ります。
この時に、必ず縫い代をつけて切ってください。


白い布と柄物の布、両方が切れました。


基本の縫い方|ミシンでも手縫いでもOK
カットした布を縫い合わせていきます。
🧵 縫い合わせる順番
1.見返しをつける
2.「真ん中」の柄の布をつける
3.レースの飾りをつける(つけたい人だけ)
4.「首元」の布をつける
5.裏側の布と縫い合わせる
6.裏返す
7.返し口を縫い合わせる
1.見返しをつける
「まわり」と「見返し」、内側の凹部分を中表に合わせます。
ズレないように待ち針などで押さえてから、縫い合わせます。


縫ったら、角の部分に何箇所か切り込みを入れます。
糸を切らないように注意!


切り目を入れたら、くるりと表に返します。
布によっては、👇こんな風に跡がつきづらいので、待ち針で止めてアイロンをかけると後の作業がしやすいです。


アイロンをかけた後、まち針かクリップなどで押さえておきます。


2.真ん中の「柄の布」をつける
いま作った「まわり」パーツを、「真ん中」の柄布の上におく。
「真ん中」の表側に書いた凹型の線に、「まわり」パーツを合わせます。


待ち針でとめる前に、決めた「掛け布団の横幅」になっているかチェック!
定規か型紙を合わせて、ズレていたら修正します。
サイズが大丈夫なら、「まわり」と「まんなか」のパーツをまち針などで留めておきます。


凹の内側 1mmくらい(写真の赤い線)のところを、
「まわり」パーツと「真ん中」パーツを一緒に縫います。


縫うとこんな感じ。


裏側から見ると、こんな感じになっています。


縫った後、「まわり」型紙を合わせて線を引き直しておきます。


3.レースの飾りをつける(つけたい人だけ)
「2」で作ったパーツにレースを縫い付けます。
レースは、型紙線上になるようにおきます。


ズレないように、糸で大雑把に縫っておきます。
これはズレ止め(しつけ)なので、仕上がり線ではなく少しずらした位置を縫います。
4.「首元」の布をつける
「3」で作ったパーツに、「首元」パーツを中表に重ねます。
このとき、「3」パーツと「首元」の型紙線(写真の赤い線)同士が合うようにします。
しっかり重ねて、赤い線で縫います。


縫い付けたら「首元」を開いて、もう一度型紙を合わせて縦横のサイズチェックをしてくださいね。


これで、表側のパーツができました。
5.裏側の布と縫い合わせる
「4」で作った表側のパーツと、裏側の布を中表にあわせます。
周りをぐるりと縫います。
その時に、返し口を開けるのを忘れずに!


写真下側に返し口があります。


6.裏返す
表パーツと裏側布を縫い合わせたら、返し口から裏返します。
表に返してから、角をきれいに整えます。
返し方のコツは、袋状の返し方|角がきれいに出るやり方をどうぞ。
7.返し口を縫い合わせる
返し口を縫い合わせます。
目立たないように、布に似た色の糸で縫い合わせます。
コの字とじで縫うと、縫い目が目立たずに仕上がりがきれいです。
コの字とじの説明は、返し口を目立たずぬい閉じる「コの字とじ」方法にあります。


掛け布団が完成しました!




お疲れ様でした!
好みのお布団は作れましたか?
ぜひ大切なぬいと楽しんでくださいね。


【ちょっとしたコツ】ぬいぐるみ用布団をきれいに整えるひと手間
せっかく作るなら、きれいな仕上がりにしたいですよね。
ここでは、作業がしやすくなったり、いい感じの仕上がりになったりする「ちょっとしたコツ」をまとめました。
どれも簡単なことですが、ぜひ試してみてくださいね。
型紙を布に写すとき|紙やすりが便利(注意あり)
テーブルの上に布を置いて型紙を写そうとすると、布が伸びたりして書きづらい…。
特に、薄かったり柔らかかったり、伸びる布はすごく書きづらいです。
そんな時に紙やすり(サンドペーパー)の上に布を置くと、布がずれずに線が引きやすいんです。
紙やすりは、100均ダイソーなどで売られているものでOK。
400番くらいのものも使いやすかったです。


ただし、引っ掛かりが気になる繊細な生地だと、布が痛む可能性があるかも。
(私は繊細な布を使わないので、試したことはないです!想像です!)
大丈夫かどうか、布端などで試してから使ってみてね。
カッター代とセットになっているパッチワークボードもあります。
タイミングが良ければ、メルカリでお安くゲットできますよ。
レースをつける場合|レースの向きに注意!
レースやフリルをつける時は、先に仮どめ(しつけ縫い)しておきます。
そうすれば本縫いの時に、ズレたり、はずれたりすることがなくて安心です。
つける時はレースの向きにも注意してください。
見せたい側が布の中になってしまった…😱
となるのは悲しい(私はよくやる)
そんな間違いも、仮どめ段階ならすぐ直せるので、安心です。
袋状の返し方|角がきれいに出るやり方
角がしっかり出ると、仕上がりがきれいです。
でも、縫い終わって、そのまま表に返すと四隅がゴロゴロして丸まってしまいます。
そうならないコツは、「返す前に角を整える」こと。
返す前にしっかり角を折って、ずれないように指でつまむ。


返した後も、まだ離さないで。


ひとまずクリップで留めて、他の角もひっくり返します。


全てを返してから、細い棒で中から角を押し出します。


おすすめは、使わなくなったお箸。
細いけど先端が尖りすぎていないので、使いやすいです。


返し口を目立たずぬい閉じる「コの字とじ」方法
最後にぬい閉じる返し口、ここをいい加減に縫ってしまうと、一気に残念な出来に見えてしまいます。
おすすめは、糸が表に見えない「コの字とじ(ラダーステッチ)」。
縫い目が見えず、布同士がぴったり合わさってきれいに仕上がります。
糸を引っぱりすぎず、布をしっかり合わせるように縫うのがコツ。
糸の色は、生地に近い色を選んでください。
クロバーさんの動画がわかりやすかったです。
アイロンで形を整えてきれいに仕上げる
作った直後は、布にシワがあったり、縫い目が浮いたりしています。
そこで最後にアイロンを軽くかけます。
アイロンは、布にあった温度に設定して、強く押しすぎずにゆっくりとかけてください。
アイロンをかけて縫い目と布を落ち着かせると、一気にきれいに見えます。
小さいものを作るときは小さめのアイロンが便利です。
狙ったところに、きっちり当てることができます。


