「ぬいぐるみ」、かわいいですよね!
見てかわいい、さわって癒やされる。
一緒に行動するのも、とっても楽しい。
抱いて眠ると、ほっとした安心感もあります。
既製品のぬいぐるみも、もちろんかわいいですが、自分でも作りたくなりませんか?
ぬいぐるみの作り方が載っている楽しい本って、たくさんありますよね。
インターネット上で無料で公開してくれている型紙もあります。
そんな無料型紙を使わせていただいて作ったぬいぐるみが、この子です。
かわいい!めちゃかわいい!!
ハイハイしているうさぎのぬいぐるみです。
こんなにかわいいのに、簡単に作れるようにパーツは少なめ。
手のひらサイズのうさぎぬいぐるみ、一緒に作ってみませんか?
【うさぎのぬいぐるみ】無料型紙と材料
この型紙を公開してくれているのは、ぬいぐるみで有名な
「ぬいぐるみブティック スターチャイルド」さん。
http://www.star-child.co.jp/
うちにも、スターチャイルドさんのロップイヤーのうさぎぬいぐるみがいます。
触り心地もいいし、何よりこのサイズ!
高さはだいたい12~15cmほど(姿勢による)。
手のひらに乗るサイズが、とーってもかわいいんです。
>Amazonで「スターチャイルド ロップイヤー」の他の色も見てみる
「スターチャイルド」の無料型紙「ハイハイうさちゃん」
その、スターチャイルドさんのサイトに、「無料型紙」のページがあります。
スターチャイルドさんのホームページの一番下の右側。
そこに並んでいるアイコンの「Zisakusitu」をクリック。
すると、「ぬいぐるみ自作室」というページにいけます。
http://www.stachashop.com/top/workshop/workshop.html
そこに
- ボール
- うさぎ2種類
- ネコ
- サイコロ
- カエル
の型紙をおいてくれています。
写真を見てもらえばわかるのですが、すっごくかわいい。
その中の、この「ハイハイうさちゃん」のぬいぐるみ。
かわいすぎる!!
この型紙をつかって、うさぎのぬいぐるみを作ってみました。
【材料】準備するのは、型紙と布、目のパーツ、綿
必要なパーツが少ないので、作りやすそうです。
型紙パーツも、5種類のみ。
布から切り出すパーツの数は、下のとおりです。
- カラダ 両側1枚づつ 計2枚
- おなか 1枚
- アタマ 1枚
- しっぽ 1枚
- 耳 左右2枚づつ 計4枚
準備する材料(型紙以外)
必要な材料はこちら。
- 布
- 目玉用パーツ
- 綿
- お裁縫道具
布
好きな布を用意します。
見本のぬいぐるみような、毛の長い布だと撫で心地のよいコになります。
Amazonにも、毛足の長さの違う布が揃っています。→ Amazon検索結果
伸縮性のある布だと、触った時にモチモチふわふわして気持ちがいいです。
伸縮性のない綿や麻の布だと、シンプルでかわいい感じになります。
柄のある布だと、個性的になります。
わたしは、娘の使っていたパジャマのズボンを使いました。
触り心地がふわさらで、気持ちがいい。
目玉用パーツ
「さしこみタイプ」や「ボタンタイプ」など、好みの目を使ってくださいね。
わたしは、キャンドゥの目玉ボタン8mmを使いました。
大きめのビーズで作っても、かわいいです。
「100均の目玉ボタン」については、この記事でレビューしてみました。
「さしこみタイプの目」の説明は、こちらの記事をご覧ください。
綿(ワタ)
ぬいぐるみの中につめる綿は、手持ちの手芸綿でOK。
もしも、
- ふっくら仕上げたい
- 綿を持ってないから、これから用意したい
という方には、つぶ綿がオススメです。
小さいぬいぐるみにも詰めやすくて、形も整えやすい。
触り心地も、ふわふわっと仕上がります。
お裁縫道具
ミシンでも手縫いでもOK。作りやすい方法で作ってくださいね。
ハサミは、「布切り用」と「糸切り用」があると便利です。
針は、長めのものもあると便利です。
ぬいぐるみの目をつける時に、無理なく刺せて作業しやすいです。
【うさぎのぬいぐるみ】作り方
使わせてもらう型紙には、作り方は書いていませんでした。
なので、わたしが作った流れを紹介しますね。
作り方
完成=かわいいうさぬいが家にやってくる!ということ。
細かいところはあまり気にせず、どんどん進めて完成させちゃいましょう。
さっそく作ってみよう!
型紙の印刷・切り取り
ご自宅のプリンターや、コンビニのコピー機などで、ぬいぐるみ自作室にある「ハイハイうさちゃん」の型紙を印刷します。
型紙には縫い代が含まれているので、印刷したら線のとおりに切り取ります。
わたしは少し小さめに作りたかったので、80%縮小で印刷しました。
布の裁断
型紙を布に合わせます。
ぬいぐるみ用の布など、毛のあるものは毛の方向に注意してください。
型紙には「毛の流れ」が矢印で書かれているので、その指示を見ながら布に型紙を置きます。
型紙に沿って布に線を引き、そのとおりに切ります。
目の場所や、お腹の切込みも、布に書いておきます。
縫い合わせる
縫い合わせる順番は、こんな感じ。
- 両耳を作る
- しっぽを作る
- 頭マチに耳を縫い付ける
- カラダ(型紙の「背」)にしっぽを縫い付ける
- 頭マチとカラダ(型紙の「背」)を縫い付ける
- お腹をカラダに縫い合わせる
- (さしこみタイプの目の場合)目をつける
- 綿を詰める
- お腹を閉じる
- (ボタンタイプの目の場合)目をつける
- 鼻を刺しゅう、耳を整える
- 完成
1.両耳を作る
型紙に書いてある名前は「耳外」「耳内」。
耳の外と中を、中表で縫い合わせます。
縫い合わせたら、裏返して、角もしっかり形を整えておきます。
耳の中と外を違う布にしてもかわいいし、同じ布でもシンプルでかわいい。
2.しっぽを作る
型紙「尾」。
「尾」の布を中表に折って、まわりを縫います。
縫った後に、裏返して、形を整えます。
3.頭マチに耳を縫い付ける
型紙「頭マチ」パーツ、合印のところに耳を縫いつけます。
耳は半分に折って、「頭マチ」の「B」「C」のところぬいとめます。
写真は、左耳をぬいつけたところ。
作っている写真を取り忘れたので、紙で説明しています。
右耳も同じように縫いつけておきます。
4.カラダ(型紙の「背」)にしっぽを縫い付ける
型紙「背」パーツのおしりに、しっぽを縫いつけます。
(しっぽは、縫って裏返したもの)
縫いつけるのは「背」の、右パーツでも左パーツでもOKです。
5.頭マチとカラダ(型紙の「背」)を縫い付ける
鼻先を合わせて、型紙の「頭マチ」と「背」を縫い合わせます。
型紙の鼻側「A」から「B」、「C」「D」まで、合印をあわせながら縫います。
中表にして、縫います。
縫う時に、間違って耳の先とかを縫っちゃわないように注意!
「背」の右パーツを「頭マチ」に縫い合わせたら、次は「背」の左パーツと「頭マチ」を縫います。
(順番は、逆でも問題なし)
背中からオシリまで縫い合わせる
「背」パーツ同士、後頭部から背中、おしりまで縫います。
「D」→「E」→「F」まで、合印をあわせながら縫います。
縫い合わせた後で、表に返してみたのが下の写真。
6.お腹をカラダに縫い合わせる
型紙「背」と「腹」の部分を縫い合わせます。
中表にして、鼻先から合印を合わせて、ぐるっと縫います。
縫ったあと、お腹の切り目からひっくり返すと、下の写真のようになりました。
7.(さしこみタイプの目の場合)目をつける
さしこみタイプ(ワッシャータイプ)を使う場合は、綿をつめる前に目をつけます。
目をつける場所を選んで、目打ちで穴を開けます。
そこに目をさしこんで、内側からワッシャーで固定。
これで、目がつきました。
今回わたしはボタンタイプで作ったため、写真はないですが、こちらの記事でワッシャータイプの目の付け方を紹介しています。
8.綿を詰める
お腹側の切り目から、綿を詰めます。
頭から詰めて、足の先(4か所)をつめ終わったら、カラダをつめる。
頭は、少し綿を多め(固め)にすると形がキレイになります。
カラダは、触り心地がいいくらいの加減で好みでつめてくださいね。
少なすぎると、少しシワがよったりします。
9.お腹を閉じる
綿を詰め終わったら、お腹の切り目をとじます。
「コの字とじ」で縫うと、縫い目が目立ちづらいです。
10.(ボタンタイプの目の場合)目をつける
型紙にあった目の位置にまち針を刺してみて、目の場所を確認します。
好みの位置に調整したり、目の場所が決まったら目を付けます。
ボタンタイプの縫い付け方は、こちらの記事に写真付き説明があるので参考にどうぞ。
11.鼻を刺しゅう、耳を整える
ぬいぐるみ自作室を拝見すると「左右の耳を糸止めします。」と書いてあります。
糸どめする前の耳は、こんな感じです。
鼻先の縫い目は、本当なら X になったはず。
わたしは、縫い代を浅く縫いすぎたようで、 H になってしまいました^^;
後ろから、両耳を糸でつないでみました。
ここも「コの字とじ」で縫いました。
耳をつないだら、好みで「鼻」を刺繍します。
「Y」の形になるように、刺繍糸で刺します。
わたしは、鼻の下の「I」を刺してから、鼻の「V」を作っています。
うさぎの鼻は、「▼」ではなく「Y」で作ろう。
12.完成
下の見本のぬいぐるみと比べると、少し細めのうさぬいになりました。
自分の好みのうさぬいになるように、
- 布の種類
- 綿の入れ具合
- 目の大きさ
- 耳を糸とめする場所
などを変えて、試してみるのも楽しそうですね。
【あとがき】ブタぬいぐるみも作ってみた
うさぬいを作った後、
この生地と色・・・ブタっぽいのでは・・・?
と思って、ブタのぬいぐるみも作ってみました。
やはり、ブタちゃんにぴったりの色合い!
このブタちゃんぬいぐるみの型紙は、「ルンルン手芸とぬいぐるみ」さんのを使わせていただきました。
ルンルン手芸とぬいぐるみ ブタぬいぐるみ
https://craft.nunodoll.com/pig/pig.html
作り方→ https://craft.nunodoll.com/pig/pinkpig.html
作り方は、写真付きで、すごくわかりやすかったです。
型紙を使わせていただいて、ありがとうございます!
ブタちゃん以外にも、うさぎ、リアルなイヌやネコ、その他のぬいぐるみの作り方もあり。
見ているだけでも楽しいです。
あぁ、まだまだ作りたいぬいぐるみ、編みたい編みぐるみがたくさんあります。
ぬい達の居場所、座り場所、本当にどうしよう。
ぬいぐるみ好きな皆さんは、どうしてますか?
専用スペース、専用ルームとかあるのかな?