こんにちは。相変わらずミニチュア作りにハマっている、いつきです。
細かい服やグッズをチクチク作っています。
最近購入して、ものすごく便利で感動!したものがあります。
それがこれ。
クロバーの糸通し、デスクスレダー「クイック」。
クロバーさんの糸通しの”新しい方”です。

2023年度グッドデザイン賞受賞
私は今まで、シンプル糸通し派でした。
安いし、入手も手軽だし、持ち運びも簡単なこういうやつです。

元々、クロバーさんの「デスクスレダー」の存在は知っていました。
でも買うつもりはなかったんです。
だって…、ねえ…?
お値段が高いじゃないですか…。
でも事情が変わって購入してみたら、
驚くほど便利!もっと早く買えばよかった!
すっかり我が家の必需品です。
対応している針の太さも広くて、
「なんだ、この針には使えないじゃん」
というストレスもありませんでした。
この記事では、デスクスレダー「クイック」を実際に使った感想と、使える針の太さなどを紹介します。
「針に糸を通すのが時間がかかる〜」
という方、ぜひ参考にしてくださいね。
\糸通しタイムが激減した逸品/
Clover デスクスレダー「クイック」で使える針と糸の太さ
デスクスレダー「クイック」が対応しているのは
太さ0.46mmから0.89mmまでの針。
そして、その針に対応している糸です。
| 対応している針の太さ | 針に対応した糸の太さ |
| 厚地用の針 0.89mm | 20〜30番 例:ダルマ家庭糸太口(20番) ダルマ家庭糸細口(30番) |
| 細い針 0.46mm | 60〜100番 例:Pice200m巻(60番) |
説明書に、使える針と太さの一覧が書かれています。
▶︎ クロバー デスクスレダークイック説明書(PDF)
デスクスレダーの使い方|針と糸の通し方を写真で解説
使い方も簡単。
本体に書いてある通りにするだけです。
1.ミゾに糸を渡す
2.針を入れる(針穴が下)
3.レバーを押す

すると、糸が通ります。

たまに糸が通っていないこともあります。
その時は、何度かレバーを押したり、糸をしっかり下まで入れなおしたりすると通ります。
楽に糸が通せて、拡大鏡も必要無し。
糸切りカッターも付いているので、ハサミも出す必要無し。
便利すぎる。

実際に使ってみて思った、糸を通す時のコツは二つ。
・ゆっくりとレバーを押す
・糸を指で軽く押さえる
急いでレバーを押すと、糸が通らなかったり、糸がくしゃっと引っかかってしまうことも。
使い方は、クロバーさんのYouTube動画もわかりやすいです。
以前のデスクスレダーと「クイック」の違い
クロバーさんからは、2種類のデスクスレダーが販売されています。
こちらは以前から売られていたもの。

ピンクと黄色の2色あります。
こちらは新しい方のデスクスレダー「クイック」。

ピンクとグレーの2色あります。
このふたつの違いは、簡単にいうと対応している針の太さです。
🪡 適応する針の太さ
| 以前のデスクスレダー | デスクスレダー「クイック」 |
| 太さ:0.51〜0.89mm | 太さ:0.46〜0.89mm |
「クイック」の方が、細い針にも対応しています。
デスクスレダー「クイック」を使ってみた感想
私がデスクスレダー「クイック」を購入したのは、細い針も使えると知ったからです。
最近作っている「推しぬい」。
ぬいの顔の刺繍は、アップリケ針(0.46mm)と刺繍糸(一本取)で刺しています。
細い針で刺繍をすると、仕上がりもキレなんですよね。
ただ、糸通しが大変!
針穴が小さくて、拡大鏡&シンプルスレダーを使っても、毎回時間がかかって地味にストレス。
そんな時に
デスクスレダーは、細い針にも使える
と知り、
このストレスが無くなるなら…と思い切って買ってみたら大正解だった!
というわけです。
定価2,200円(税込)、セールなどで1,600円前後。
シンプルスレダーに比べたら、めっちゃ高いです!
迷いました…、我慢しようか、買ってみようか…。
でも、買ってよかった。
お値段に見合う快適さをゲットできた。
針に糸が通しづらい方、ぜひ使ってみて。
デスクスレダーを使い始めた瞬間から、糸通しのイライラが解消されますよ。
作業が時短!細い針も、レバーを押すだけで糸通し完了
普通、針に糸を通す時って準備が必要ですよね。
・糸先を切るなどして、ほつれの無い状態にする。
・針穴の向きをチェックする。
・糸の先に針穴をなんとか入れる。
でもスッと糸が通らず糸先がホワッとしちゃうと、また糸先を切って入りやすい状況にして再度チャレンジ…。
針に糸を通すだけで何分かかるんだよ!?💢
って感じでした。
しかも、スレダー自体になかなか糸が通らないことも。
でもデスクスレダーなら、そんな準備は必要なし。
本体に糸と針をセットしてレバーを押すだけ。
簡単、時短、ストレス無し。
さっと作業に入れます。
壊れやすいスレダーにさよなら。針穴が見えなくてもOK!
従来のスレダーは、めっちゃ壊れやすい。
グッと糸を引くと、糸じゃなくスレダーの根元がとれたり先端が切れたりします。
価格が安いので壊れてもコスト面での心配はないですが、ぶっちゃけストレスでした。

そして、細い針の針穴には、このスレダーを通すのにも拡大鏡が必要。
さらに、スレダーの針金に糸を通すのもキツイ。
…地味に毎回ストレス。
でもデスクスレダークイックなら、拡大鏡を使わなくても糸を通せる。
無理をしなければ壊れる心配も無し。快適です👍
ちなみに、以前使っていた糸通しは100個セットの激安品!
安い分、先が丸まっていたり、はずれやすかったりしたので、使用には一手間が必要です。
細かい刺繍の糸換えが、ストレス無しでスムーズに!
デスクスレダー「クイック」は、太さ0.46mmの細い針も対応しています。
0.46mmは、アップリケ針12号の太さです。
この針は、細かい刺繍とかにも使いやすいですよね。
刺繍糸一本取りとかがすごく綺麗に刺せるので、おすすめ。
推しぬいの顔刺繍とか、細かい文字の刺繍とかにもぴったり。
百均の縫い針よりも価格は高いけど、使い勝手が段違いです👍
ただ細い針なので、糸通しが面倒だったんですよ。
シンプルスレダーを針穴に入れるのも大変。
刺繍糸の色を変えるたびに針に糸を通すのが…、すっごくめんどくさかった!
でも、このデスクスレダークイックなら、簡単に糸通しができるので、すごく助かっています✨
\すっと刺せて仕上がり綺麗✨/
固い糸には使いづらい
キルト用の固めな糸で、デスクスレダーを使ってみました。
デスクスレダーは糸を輪にして通すので、固めの糸は少し通しづらかった。
🪡 使った針:アップリケ針ロング太さ0.46mm
🧵 使った糸:FUJIX キルト用手縫い糸#50

この糸は、私の視力でも針に通しやすいパリッとした糸です。
ぶっちゃけ固めの糸は、そのまま針穴に通せるのでスレダーはいらないよね。
刺しゅう針や2本取り以上の糸には使えない
このデスクスレダーが対応している針穴の形は、楕円形。
だから、刺しゅう針などの細長い針穴は対応外です。
糸も、刺繍糸の2本取り、3本取りは使えません。
刺繍針に糸を通すには、こっちの刺繍用のスレダーがおすすめ。

刺繍針の穴にしっかり通せる平たい形の糸通しです。
デスクスレダー「クイック」はこんな人におすすめ
細い針や小さな針穴に糸が通らずイライラしていた人には、本当に頼れる道具です。
レバーを押すだけでスッと糸が通るので、作業効率がぐっと上がります。
以下のことを経験した人には、特にぴったりなアイテムです。
・細い針の糸通しが苦手
・針穴が見えづらくなってきた(老眼・視力低下など)
・拡大鏡を使っても糸が通しづらい
・金属製スレダーを何個も壊してきた
・糸替えの多い作業をしている
・針に糸を通すのに毎回時間がかかっている
・効率よく作業を進めたい
・プレゼント用に「ちょっといい手芸道具」を探している
自分で買うには少し迷ってしまうお値段だけど、あるととても便利で嬉しい道具です。
ちょっとしたプレゼントにもぴったりですよ。
ただし、刺しゅう針など対応していない針もあるので注意が必要です。
私の糸通しのイライラを解消してくれたデスクスレダー「クイック」。
ぜひ使って、手芸のストレスを少しでも減らしてくださいね。
\糸通しのストレスとさよならだ!/


