背もたれ付きのビーズ風クッションを作ってみました。
こういうやつ。

先日、これよりも小さめの「ビーズ風クッション」を作ってみました。
🛋️ ぬい用「ダメにするソファ」風クッションの作り方|ドールにもぴったり
こういうクッション。

今回はそれよりも少し大きめ。
背もたれっぽいものがあるので、ぬいも倒れづらいです。
作り方は前回とほぼ同じ。
型紙がすこし違うだけです。
作り方を書いたので、ぜひ作って楽しんでください。
このブログの筆者(私)は、とても大雑把です。
少し合印がずれていても、
ひっぱってごまかして縫っちゃえばいいや!
というタイプです。
この記事内の作り方説明も、「そういうやつが書いている」とご承知おきいただけると幸いです。
ぬい用背もたれ付きビーズ風クッション|用意する材料と道具
材料と使う道具も、前回作った「ビーズ風クッション」と同じです。
| 材料 | ・薄めの生地 ・つぶわた |
| 道具 | ・コンパス ・糸・針・ハサミ ・印つけに使うペン ・定規 |
| あれば便利なもの | ・手芸用カンシ ・パッチワークボードなど滑り止め ・ほつれ防止液 ・糸通し ・手芸用へら |
🧵 使う材料|布と、つぶ綿

・生地
薄めの布。
上の写真はガーゼ生地です。
薄めの布の方が、ぬいやドールを座らせた時に沈む感じが作れます。
・つぶわた
普通のワタよりも詰めやすいです。
100均でも入手可能。
私が使ったのは、ダイソーのつぶわたです。
約10グラム使いました。
✂️ 道具|必要なものと、あれば便利な道具

・コンパス
型紙作りに使います。
百均にも売っていますが、無い場合は円形が作れればなんでもOK。
・糸・針・ハサミ
どんなものでもOK。
ご自身の使いやすいモノをご用意ください。
・印つけに使うペン
なんでもOK(👆写真に入れ忘れた)
私は、熱で見えなくなる「フリクションボールペン 0.5」を使っています。
・定規
なんでもOK。
もし買うなら、ダイソーで売っている手芸用方眼定規がものすごく使いやすいです。
✂️ あれば便利な道具
・手芸用カンシ
袋状にした布の裏返しや、ワタ詰めなどがすごくやりやすいです。
先端の内側がギザギザなので、掴んでひっぱるのがすごく楽。
👇こういうやつです
・パッチワークボード
アイロン代+カッティング+サンドペーパーが付いている優れもの。
サンドペーパーの上に布を置き型紙を写すと、布がズレずに書きやすい。
特に、伸縮性のある生地を使う時、私には必須アイテムです。
こういうやつです。
(👇画像は楽天市場リンク)
パッチワークボードがなくても、700番くらいの紙やすりの上に布を置くと、滑らず型紙をうつしやすいです。
・ほつれ防止液
ほつれやすい生地を使う時にあると便利。
100均でも売っています。
・糸通し
糸通しがものすごくしやすくなります👍作業効率アップ!
購入レビュー👇
🔗 針穴が見えなくても大丈夫!クロバー「デスクスレダー〈クイック〉」を使ってみた
・手芸用へら
布に折り目をつける時に便利。
ぬい用背もたれ付きビーズ風クッションの作り方
一番面倒なのは、型紙作り。
そこさえ作っちゃえば、あとはちくちく縫うだけ。
🧵 「背もたれ付きビーズ風クッション」作り方の流れ
1.型紙を作る
2.布に型紙を写し、カット
3.縫い合わせる
4.表に返して、綿を詰める
5.返し口を縫いとじる
1.型紙を作る
まずは型紙を作ります。
型紙は、3つ。
・側面(長方形+背もたれ)1枚:長さ 31.4cm、高さ9.7cm
・座面(円形+背もたれ)1枚:直径 8.8cm、背もたれ3.8cm
・底面(少しだ円形)1枚:直径 8.8cm、だ円部分1.5cm
縫い代は全て、0.5mm。
こんな感じで型紙を作ります👇
この型紙は、一部だけ縫い代付きです。
・側面型紙(長方形)は、直線部分のみ縫い代付き。
・座面、底は、縫い代なし。

この型紙で作った出来上がりイメージがこちら。


座面の型紙
座面の型紙には、縫い代は付けていません。
布に型を書いてから、縫い代を0.5センチぐるりと書きます。
直径 8.8cmの円。そこに背もたれを追加

半径4.4cmの円を書き、8等分したところに印をつけます。
(この印は、側面と縫い合わせる時の目印になります)
背もたれ用に3.8cmの出っ張りをつけます。
背もたれは、上の写真を参考にしてください。
全く同じ形じゃなくてもOK。
私も、作るたびに若干カタチが変わります😓
底の型紙
底の型紙にも、縫い代は付けていません。
布に型を書いてから、縫い代を0.5センチぐるりと書きます。
直径 8.8cmの円。そこに少しでっぱりを追加

半径4.4cmの円を書き、8等分したところに印をつけます。
でっぱり用に1.5cmのまるみをつけます。
側面の型紙
側面の型紙は、直線部分だけ縫い代付きです。
高さ:9.7cm(底の直線部分のみ縫い代付き)
長さ:31.4センチ(両脇に0.5センチの縫い代付き)

型紙の真ん中が正面になります。
中央から3.5cmごとに左右に印をつけています。
この印は、座面や底パーツと縫い合わせる時の合印になります。
両端に、返し口用のぬい止り線も書いておきます。
2.布に型紙を写し、カットする
必要な布パーツは、3つ。
・座面
・側面
・底
布に型紙を置き必要な線をうつそう。
合じるしと、縫い代入りのカット用の線も書きます。
底のパーツは、前と後ろがわかるように書いておきます。

型紙を写したら、布をカット。
パーツのまわりに、縫い代0.5cmつけるのを忘れずに!

もしも布端がほつれやすい場合、この段階でほつれ止め液を塗っておこう。
ほつけ止め液を使った時は、しっかり乾いてから次の作業をしてください。

(先日作った別のビーズクッション)
3.縫い合わせる
縫う順番はこちら。
1.側面の、端と端を縫い合わせる
2.側面と座面を縫いあわせる
3.側面と底を縫い合わせる。
4.縫い代に、切り目を入れる
1.側面の端を縫い合わせる
縫止り線まで縫って繋げます。
下の写真の赤い矢印あたりが返し口になります。

2.側面と座面、底を縫いあわせる
側面と座面を、合い印を合わせて縫います。
まち針は全部一気につけないで、近い合印だけ合わせていった方が縫いやすい。


座面を縫い合わせたら、底も側面と縫い合わせます。
3.縫い代に、切り目を入れる
全て縫い合わせたら、縫い代部分に切り込みを入れます。
(布を返した時に、縫い代が重なってゴロゴロしないようにするため)

縫い代が広すぎたり、ぼさぼさしていたら、この時にカットしてね。
4.表に返して、綿を詰める
返し口から、表に返します。


裏返したら、返し口からワタを入れます。

背もたれ部分は、ワタをしっかり入れるとカタチがきれいになります。
座面は、お好みの形になるくらいワタを入れてください。
ワタをたっぷりパンパンに入れて、固めのクッション風にしたり。
少なめに入れて、体が沈んでいるようにしたり。
お好みの雰囲気に調整してください。
ドールさんに座ってもらって、雰囲気を見るのもおすすめ。
5.返し口を縫いとじる
ワタの量が決まったら、ワタを入れた口を閉じます。
コの字とじで縫うと、縫い目が目立たなくなります。
👇この写真は、前回作ったビーズ風クッションの写真ですが、とじ方は同じです。

細かく縫って糸を引くと、とじ場所も縫い目も目立ちません。

完成!
お疲れ様です!

小さな7センチセリアドールさんに座ってもらうとこんな感じ。

うちのぬいが座るとこんな感じ。
後ろにコロンとひっくり返らないのがいいね。

先日作ったビーズ風クッションと並べると、こんな感じ。


何個か作って並べたい。
1人一個作ってあげたい。
ぜひ作ってみてね!
【おまけ】ぬいとドール用のミニチュアクッションの型づくり

こんな形のクッションが欲しいけど…
どうやって形を作ったら?
欲しい形のクッションが頭の中にあっても、それを形にするのって難しいですよね。
みんなは、どうやって作ってるんだろう?
私はだいたいこの2種類の方法でやってます。
・粘土で形を作る → ラップとセロハンテープを巻いて型取り
・紙工作
私は、ぬいぐるみの型紙を作る時は、粘土作戦が多いです。
今回のクッションは、紙工作の方で作りました。
前回作ったビーズ風クッションをベースに、紙とマステで好きな形になるようにべたべた貼ったり切ったり。
(だから型紙のサイズが、8.8cmとか謎の端数になっている…)


自分の好みを形にするのは、すっごく面白い。
なぜか今わたしは、「ぬいやドールが座れるモノ」作りにハマっているので、また別のものを作る予定。
次は、座椅子が作りたくなっています。
角度の変わるやつにしたいけど…、どうやって?
ネジ?ワイヤー?🤔
そういうのを考えるのも楽しいですよね。


✂️ あると便利!なアイテムたち
・ワタ詰めや、表返しなど、作業が楽になる手芸用カンシ。
先端内側がギザギザになっているので、滑らず掴みやすい。
・布への型紙写しがすっごくラクになるサンドペーパー付き。
・糸通しがらくらく!
細い針も対応してて便利👍


