先日、Amazonでぬいぐるみ作りに使う「100個入りさし目」を購入しました。
で、ブログにこんな記事を書いたんですよ。
【手づくりのぬいぐるみ】コスパ最高「目のパーツ」。100均とどっちがお得?
記事のタイトルにもあるように、その記事で100均の「ぬいぐるみ用目玉ボタン」との比較もしてみました。
せっかく100均の「ぬいぐるみ用の目」を買ったんだから、使ってみたい。
さっそく、それを使ってぬいぐるみを作ろ!
と思ったので、作ってみました。
結果、すっごく良かった!
使いやすいし、ツヤも問題なし。
かーわーいーいぃ(ノД`)うさぎは正義!
コスパ的には、Amazonで購入した「100個入りさし目」の方が良いです。
(レビューはこちら)
でも、
いやいや、100個も必要ないよ!Σ(゚Д゚)
「さし目」より「縫い付け」の目が好みだなー。
という人には、100均の「ぬいぐるみの目」がおすすめです。
使った感想や、「縫い付けタイプ」の目の付け方も書いてみますね。
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ダイソー「ぬいぐるみ用目玉ボタン」は縫い付けタイプ
先日書いた比較記事では、ダイソーとキャンドゥのぬいぐるみの目について少し書きました。
上の写真のピンクうさぎに使ったのは、ダイソーのものです。
ダイソーで購入した「ぬいぐるみ用目玉ボタン」は、くりっとした黒い丸目。
縫付けタイプの足つきボタンです。
わたしが購入した店舗では、1種類のみ置いてありました。
ダイソーネットストアを見ると、大きさは2種類あるようです。
ぬいぐるみ用 目玉釦 11.5ミリ 黒 10ケ入 F-2
JANコード:4984343263307
ぬいぐるみ用 目玉釦 8ミリ 黒 12ケ入 H-2
JANコード:4984343263321
【ツヤは?】自然なツヤ有り
ツヤッツヤ!というわけでは無く、自然なツヤがあります。
ぴっかぴかな目が好みの人は、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。
わたしは、そこまでツヤにこだわりはないので、このツヤ感に満足しています。
【ツヤ比較】ダイソー・キャンドゥ・Amazon購入品
それぞれの「ぬいぐるみの目」のツヤはこんな感じです。
左:ダイソー(11.5mm) 中央:キャンドゥ(8mm) 右:Amazon購入品(10mm)
写真で見ると、違いはほとんどわかりませんよね。
実際に見ると、写真左のダイソーの目は、
- 良く言えば、穏やかなツヤ。
- 悪く言えば、くすんでいる。
という感じ。
でも、先に書いたように、気になるほどではないです。
「違いを探すためによーく見るとわかる」という程度です。
縫い付けタイプの目の付け方
縫い付けタイプを使う時の、わたしがしている付け方を紹介します。
あ、「わたしがあみ出した」という意味ではないです(ノ∀`)
いろいろやっているうちに「このやり方に落ち着いた」という意味です。
こういう付け方って、いろいろな方法がありますよね。
いろんな方の付け方を見たり、自分で「こうした方がやりやすい」と工夫したり。
自分なりのやり方を見つけるのも楽しいです。
【縫い付けタイプの目】顔に縫い付ける方法
<付け方の流れ>
- 糸をU字にして、針に通す。
- 糸を目玉ボタンに通して固定。
- 針を、目をつけたい場所に刺して、反対側に出す。
- 反対側の目をつける。
- 何度か往復させて固定する。
基本はこんな感じです。
ただ、うさぎぬいぐるみを作る時は、もうひと手間追加しています。
<事前準備>
「目をつけたい場所」に、あらかじめ印を付けておきます。
目をつける場所は、型紙に指示があればその場所で。
もしその場所がしっくりこない場合は、目の辺りにまち針を刺してみて、気に入った場所を探すのがおすすめです。
<縫い付け方>
1.糸を二つ折りにして(U字にして)、針に通す。
玉結びだと、糸はしが飛びでたり、結び目がはずれる不安があります。
なので、糸を二つ折りのU字(輪)にして使っています。
輪にした側から針に通すと、通しやすいです。
2.糸を目玉ボタンに通して固定。
針を目玉ボタンに通したら、輪の部分(U字部分)にも通します。
そして糸を引くと、ボタンの足の部分に糸がしっかり付きます。
これで引っ張っても、目ボタンから糸がはずれることがなくなります。
3.目をつけたい場所に刺して、反対側に出す。
印をつけた場所に針を刺して、反対側の目をつける場所から出します。
4.反対側の目をつける。
3.の写真のように、反対側の目に糸をくぐします。
針を出したあたりにまた針を刺し、反対側の目近くから出します。
その時に、すこし糸を引っ張って、両目がくぼむようにしてみてください。
くぼみ加減は「好みの顔に近づくように」です。
「好みの顔」が特にない場合は、目が浮かない程度にくぼむくらい引っ張ってあげてください。
5.何度か往復させる。
3と4を繰り返して、右目と左目に糸を何往復か通し、しっかり縫いつけます。
ここでも、好みのくぼみになるように、糸をひっぱってくださいね。
作っているのが「うさぎのぬいぐるみ」以外なら→ 6へ。
作っているのが「うさぎのぬいぐるみ」なら→ つぎの段階「顔の整形」へ。
6.糸をアゴ下や首後ろなど、目立たないところに出して玉止め。
目のくぼみがもどらないように、目(くぼみ)を手でおさえながら、針をアゴ下や首後ろから出します(目立たない場所)。
そこでしっかり玉止めをして、針をぬいぐるみに刺して逆側から出します。
(アゴ下で玉止めした場合は、首後ろから出す)
そこで糸を切って、完成!
お疲れ様です!
「うさぎのぬいぐるみ」顔整形のコツ
うさぎのぬいぐるみを作る時は、もうすこし顔を形を調整します。
そのために、ひと手間くわえます。
目指すのは、この『アゴ』です!
口の下が、ちょっと凹んでますよね。 これです!
上の縫い付け方の、5.の続きです。
うさぎ1)アゴ下に針をだします。
目を付けたら、そのまま針をアゴ下に出します。
うさぎ2)アゴ下と目を何度か刺します
アゴ下から左目へ、左目からアゴ下へ、アゴ下から右目へ、というふうに糸を引きながら針をさします。
この作業は、ぬいぐるみ針などの長い針があると作業がしやすいです。
写真では、こんな感じです。
針を、①に刺し入れ②から出す、②の少しずらした場所に針を刺し入れ③から出す。
③のすこしずらした場所に刺し入れ④から出す、④のすこしずらしたところに刺し⑤から出し・・・
という感じで、糸を渡しながら好みの顔になるように、糸を引きます。
(説明へたで申し訳ない!)
引っぱりすぎると、細い顔になってしまうので、加減しながら確認しながら引いてくださいね。
うさぎ3)好みの顔になったら、玉止めする。
好きな顔になったら、いったんアゴに針を出し、そこで玉止めします。
糸は切らず、そのまま首の後ろまで針を刺して、ちょっと引きながら糸を切ります。
切った糸はしは、頭の中に入っちゃうので目立ちません。
この一手間をくわえると、こんなかんじになります。
アゴの下が、少しくぼんでいます。
横から見ると、こんなかんじです。
顔が丸すぎるなーと思ったら、ちょっと手で揉んだり押したりして整形。
スマートな顔にしたり、好みで整形できます。
何度作っても、同じ顔ができないのが楽しいですよね!
好みのコを、どんどん作ってみてください。
【あとがき】さし目と目玉ボタンの使い分け
この記事のぬいぐるみの写真、ピンクうさぎはダイソーの11.5mmの目玉ボタンを使いました。
縫い方のところの黄色いうさぎはキャンドゥの8mmの目玉ボタンを使っています。
目玉ボタンと違って、さし目(ワッシャータイプ)を使う時は、
- ぬいぐるみの顔に、目をつける
- 内側から、ワッシャーで固定。
- ぬいぐるみの顔に、綿を入れる。
- 針と糸で、顔の整形をする。
という流れで作っています。
「縫い付けタイプ」だと、綿をいれてから目をつけるので、1と2が逆になりますね。
それぞれの違いは、こんな感じです。
さし目 (ワッシャータイプ) | 目玉ボタン (縫い付けタイプ) | |
---|---|---|
メリット | しっかり固定される(裏からワッシャーでとめるため) | 作業の手順が少ない(目の固定と顔の整形が、一緒にできるため) できあがりの顔をイメージしやすい(綿をつめてから目をつけるため) |
デメリット | できあがりの顔がイメージしづらい(顔に綿を詰める前に目をつけるため) | ボタンが取れる可能性がある(糸が切れると目玉がとれるため) |
(さし目の使い方はこちら 【ぬいぐるみの目】差し込み式(ワッシャー付き)の使い方)
100均の目の他に、100個入りのさし目もまだまだ残っているので、これからもぬいぐるみがたっぷり作れます。
どんな布で作ろうかワクワクです♪
錬成したぬいぐるみ達の、置き場所だけが心配・・・。
自分の使いやすい「ぬいぐるみの目」を使って、かわいいぬいぐるみを量産したいですよね!