紙バンド、エコクラフト、クラフトバンドの違いって?初心者が使った感想まとめ

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紙バンドの呼び方の違いと使った感想

先日、ミルームの100円体験をした時、ハマったものがいくつかありました。
その1つが「紙バンドで作るミニチュアカゴ」。

まさに、ドハマリ!
いまも、作り続けています。

紙バンドを使うのは、ミルーム体験の時が初めて。
そこで思ったのですが、

紙バンド、エコクラフト、クラフトバンド、クラフトテープ

呼び方がいろいろあるけど、これは違いがあるの?
それとも、同じものをおしゃれっぽく呼んでるだけなの?
(スパゲティのことを、パスタと呼ぶ感じで)

きっと、紙バンド経験者の先輩たちには

え?やだ、そんなの常識だよ?(´・ω・`)

と思われるかもしれないけど、紙バンド歴1ヶ月未満の超初心者なのでよくわからず。

呼び方以外でも、紙バンドメーカー別の使った感想や、
紙バンドでミニチュアを作るときにあったら便利だったもの
などを、メモしていきます。

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もくじ

「紙バンド」は総称。「エコクラフト」は登録商標

結論から言うと、

  • 紙バンドは、クラフト紙などを撚(よ)って紐状にしたものを並べて帯状にしたものの総称
  • エコクラフトは、商品名

エコクラフトは、手芸用品でおなじみのメーカー「ハマナカ」さんの登録商標なんですね。

なので、ハマナカ以外のメーカーが作った紙バンドを「エコクラフト」とは呼ばない、
というか、「エコクラフトではない」のね。

たまに「紙バンドを使ったクラフト = エコクラフト」と呼んでいるところがありますが、それは間違った言葉の使い方ってことかな。

わたしも
「なんとなくエコっぽいクラフトだから、紙バンドを使う手芸のことをエコクラフトって呼ぶのかな
と思っていました。

呼び方どんなもの?
エコクラフトハマナカさんが売っている紙バンド商品の名前。
ハマナカ株式会社の登録商標。
「エコクラフト」以外の呼び方
(紙バンド、クラフトバンドなど)
「エコクラフト」も含めた、細い紙ヒモを貼り合わせた紙の平ヒモのこと。
元々は、米袋などで使われていたが、今は手芸などでも使われている。

「紙バンド」は総称ということなので、

この紙バンドは、エコクラフトです。

という使い方でいいのかな。

「エコクラフト」はハマナカの登録商標

【比較】紙バンドは、メーカーによって違いがある?

メーカーによって使い心地に違いがあるのか?
手元に数種類の紙バンドがあったので、使い比べてみました。

以下は、紙バンド超初心者が感じた「個人の感想」です。
メーカーによる違いを感じても、「たまたまその個体がそうだった」のか「そのメーカーのものすべてがそうだった」のかは判断できません。
あくまでも「ひとりの感想」として参考にしてくださいませ。

実際に使ってみた紙バンド【4種類】

使ってみた紙バンドは、以下の4種類です。

左上エコクラフト 右上:メーカー不明
左下結び屋ちゃん 楽天市場店 右下:ダイソー

紙バンドの種類

「メーカー不明」のものは、2種類あるので、正しくは「5種類の紙バンド」かもしれません。

使ってみた違い(個人の感想)

それぞれの紙バンドを、実際に使ってみました。

作ったものは、ドハマリしているミニチュアのカゴ。
同じカゴを作ってみたのではなく、その都度作りたいものを作った感じ。
なので、正しい比較ではないのが申し訳ない。

いろいろなメーカーの紙バンドで作った、ミニチュアのかご

エコクラフトや結び屋ちゃんの紙バンドの価格は、種類によって違います。
 下記は、わたしが今回買ったもののお値段を書いてます。

ダイソーエコクラフト
(ハマナカ)
結び屋ちゃん 楽天市場店メーカー不明01
(最近購入)
メーカー不明02
(コロナ禍前に購入)
さきやすさ
(PPバンド・ワイヤー)
割きやすい割きやすい少し割きづらい割きやすい割きづらい。
ボロボロがでやすい
ぼろぼろ
(割いたあと)
ボロボロになりやすい。
ぼそぼそになる
あまり出ないあまり出ないあまり出ないボロボロ、がさがさになる。
硬さとても柔らかい。
くにゃくにゃ。
しっかりしている。
どちらかというと硬め
柔らかめ。
しなやか。
しっかりしている。
どちらかと言うと硬め。
硬い。
曲げづらい
扱いやすさくにゃっとしていてクセがあるしっかりしているので、引っ張っても安定しているしなやかで、編みやすい硬すぎず柔らかすぎず、編みやすい編みづらい
お値段110円
4.5m(12本取り)
550円
(5m)
260円
(10m)
全て税込み価格

使い心地が違いすぎたので「メーカー不明」のものも入れてみました。
参考にはならないですが、この違いは「メーカー」というよりも、
「新旧」、または保存状態によるのかもしれない。

【見た目】ツヤなどはあまり変わり無し

並べてみると、こんな感じ。

どれも「単色」の紙バンドのせいか、見た感じはあまり変わり無し。

紙バンド5種類の比較

「メーカー不明」の内の、上の紫は、最近メルカリで購入したもの。
上から二番目のベージュは、6年以上前に手芸ショップのワゴンセールで買ったものです。

【割きやすさ】感触などの違いアリ

2本取りに割いてみました。

割くのに使ったのは、PPバンドとワイヤー。

メーカー別、紙バンド。割いたあとのもの

割きづらかったのは、メーカー不明02(昔購入)結び屋ちゃんの紙バンド。

メーカー不明02(昔購入)は、硬すぎて力が必要。
割いたあとも、ボロボロがさがさが目立った。

結び屋ちゃんの紙バンドは、しなやかでしっとりした感じがあり、それでスーッと割けない感じ。
(なれない初心者だから、の可能性もおおいにアリ)
割いたあとは、きれいでした。

割きやすかったものは、ダイソー、エコクラフトの3つ。

エコクラフトは、しっかりした硬さがあって、割いた後もそんなにボソボソはでませんでした。

ダイソーは、割きやすいですが、割いた後は一番ボロボロぼそぼそになりました。

【厚さ】ダイソーのは薄い

暑さは、それぞれあまり変わりはないですが、ダイソーのものは薄いです。

それぞれ、ハサミで切ったのですが、ダイソーのものは切ったときにつぶれています。

紙バンドのメーカーごとの厚さ

【扱いやすさ】好みによりそう

しっかり硬めのが好き、という人と、しっとり柔らかめが好きという人、
好みや作るものによって、意見がわかれるのかも?と感じました。

ダイソー
エコクラフト
結び屋ちゃん

・ダイソー

ダイソーの紙バンドは、写真付きの「カゴの作り方」説明がついていました。
なので、それを作ることを想定したものなのかな?
初心者のわたしには、柔らかすぎて扱いづらい印象でした。

・エコクラフト

しっかりハリのある感じ。
グイグイ引っ張っても大丈夫な気がする、安心感のある硬さでした。
硬いけど扱いづらいわけでもなく、完成品もしっかりした硬さがありキレイにできました。

・結び屋ちゃん

柔らかくてしなやか。
少し割きづらかったですが、カゴにするときに編みやすかったです。
個人的には、一番好きな手触りというか、触り心地。
完成品は、少し柔らかめなので、カゴだけじゃなく、何か他のミニチュアも作ってみたい。

・メーカー不明

メーカー不明のものは、2種類もっています。

使いづらかったのは、5年以上前に市内の手芸店で購入し、そのまま棚に入れっぱなしだったもの。
固くて割くのも編むのも、使いづらかったのは、
保存状態のせいで乾燥しきったせいかもしれません。

最近、メルカリで購入した紙バンドは、
適度に硬くしっかりしていて、編みやすかったです。

メルカリでは、複数の色の紙バンドをセットにして売ってくれているので
ちょっとづつ欲しい場合、ありがたいです。
特に、いろんなミニチュアを作りたい時に便利。 → メルカリ クラフトバンド検索結果

【おまけ】紙バンド初心者が「あった方が良い」と思った道具たち

作るには、道具が必要。

はさみやボンドなど、家にあるものを使っていました。
でも、使いづらいものはあらたに買ってみました。

刃先で軽く切れるはさみ

わたしが作っているものは、小さいカゴたち。
作成中、内側に飛び出ている紙バンドを、刃先で切る場面が多いです。

ミニチュアのカゴとはさみ

家にあるはさみを使っていたのですが、刃先でなかなか切れない。
切れても、ものすごく力が必要だったんです。

なので、購入したのですが、買って大正解。
軽い力で刃先で切れるはさみを使うと、作業効率がめっちゃあがりました。

わたしが購入したのは、こちら。

わたしが購入したときは、タイミングよくセールだったので600円ちょいくらいでした。

1,000円を超えるなら、チカマサ FUN CRAFT が良さそう。
レビューの評価も良く、紙バンド作家さんが紹介もしていました。
わたしもこちらが欲しかったけど、お安い方を選んで上のハサミにしてみた。

はっきり見るための拡大鏡

以前、こちらの記事(手芸向き拡大鏡の紹介)でも書きましたが
残念ながら、わたしは細かいものが見えづらいお年頃。

ミニチュア作成は、拡大鏡がないとなかなか難しいです。

倍率的には、1.85倍のハズキルーペで問題ないのですが、
本などで作り方を頻繁に見つつ、手元も見る、という使い方の場合
目をほぼ完全におおうメガネ型拡大鏡より、下の拡大鏡のほうが便利でした。

こまかいものが見づらくて、小さいものを作れなくなった
という方、お時間があったら参考にしてみてくださいね。

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小さめの速乾性ボンド

結構ひんぱんにノリで貼り付ける作業のある、ミニチュアのカゴづくり。
最初は、家にあった大きめの手芸用ボンドを使っていたのですが、
重い!(゚Д゚)

ということで、小さめのボンドがおすすめです。
100均で買った、ノズルも小さい、手芸用速乾ボンドを使っています。

Amazonで見つけたのですが、↓ この商品を使っています。
Amazonで580円で売られていますが、100均で同じものが売られています。
ダイソー?セリアかも?忘れてしまった・・・。

【あとがき】手芸本も多いAmazonのKindle Unlimited

いま作っているミニチュアのカゴたちは、AmazonのKindle Unlimitedにある手芸本を見て作っています。

紙バンドのミニチュアのカゴ

Kindle Unlimitedには、結構手芸の本があるんですよね。

紙バンドのミニチュアカゴや雑貨の作り方で、最近お世話になっているのはこちらの本たち。

紙バンドで楽しくミニチュアの世界 Kindle版 (会員なら0円)
ミニチュアサイズのかわいい手編みのかご Kindle版(会員なら0円)

紙バンドだけではなく、刺繍やビーズ、ドールハウスの本もあります。

以前は、図書館にいって手芸の本などを借りていました。

でも、今の住まいの近くには、図書館がないんです(ノД`)
一番行きやすい図書館へ行くには、往復の交通費が500円。
借りて、後日返しに行くと考えたら、交通費が1,000円かかっちゃう。

ちょっと高い。

それならばと思って、本が読み放題のKindle Unlimitedを、お試しで使ってみたら、
思ったよりも読みたい本、使いたい本が多くて、ずっと利用しています。

上の本も、2冊買ったら1,700円くらいになるので、
Kindle Unlimitedで読んだほうがお得。

パソコンでもタブレットでも見れるのも便利ですが、
なによりも拡大できるのが、めっちゃ便利

ミニチュアかごも、「ここって、どっちが上??」と思う編み方も、
画面を拡大できるので、はっきり見えて確認できます。

いつもは、無料体験期間は30日だけど、今はPrime Day特別キャンペーンで3ヶ月無料
試してみて、自分に合わないなと思ったら、無料期間中に解約してもOK。

どうせ試すなら、無料期間が長いときのほうがいいもんね。
オススメです。

→ Amazon Kindle Unlimitedを試してみる

<注意>Kindle Unlimitedにある本は、ときどき入れ替わります。
ずーっと無料の本もあれば、気づくと無料じゃなくなっている本も。
逆に、先日まで有料だったのに無料になってる!というものもあります。
入れ替わりのタイミングはわからないのですが、
見つけた時、出会った時が読み時!
と思って使っています。

手芸本じゃないですが、オススメな本もご紹介。
暑い季節にぴったりなこちら。
ホラーは苦手!だけど、ちょっとだけ怖い話を読みたい…
という人向け。

山怪 山人が語る不思議な話 Kindle版 (会員なら0円)

著者が交流のあるマタギたちや猟師、山と関わる人たちから集めた、山で体験した奇妙なお話集。
「幽霊」というより、狐に化かされたとか、怖いというより不思議な話が多い印象。
昔おばーちゃんから聞いた「あそこの道で、夜にふわーっと狐火が飛んでてな」という話を思い出す感じ。

シリーズ3冊のうち、1巻目が現在(2024/07/14)会員なら無料。
「夏目友人帳」や「蟲師」が好きな人なら、好きかな?って思います。

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