手芸やプラモ製作が快適になるおすすめ拡大鏡。レンズ交換式メガネ型ルーペ

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おすすめレンズ交換式メガネ型ルーペ

プラモデルや、細かいパーツをつかう手芸をする時に、

  • 細かいパーツがよく見えなくなった
  • 塗装がはみ出すようになった
  • 説明書の文字も見づらい
  • デカールなんて、なに書いてあるかわからん!

ってこと、ありますよね?

拡大鏡を買おうと思っても、どれを選んだら失敗しないか迷ってしまうし。

先日ブログで「おすすめ拡大鏡」についての記事を書いたのですが
 >> 刺繍や編み物、作業しやすい拡大鏡は?おすすめ7つ
その時に気になっていたPhoenixLoupeメガネ型ルーペ

これです。

先日のAmazonのセールで、さらに安くなっていたので
購入してしまった!

早速使ってみたら、思った以上に使いやすかったのでご紹介します。

この先も、プラモ製作やこまかい作業の手芸を楽しむために、
便利な道具はどんどん活用していこう!


他の拡大鏡の種類や、選び方を知りたい方は、こちらの記事を参考にどうぞ。

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もくじ

この拡大鏡で手芸やプラモデル製作が「快適になる理由」

とにかく、細かいものが見やすいです。
こういうところが良かったよ!と伝えたい。

細かい布目や1/35フィギュアの顔がはっきり見える倍率

1.0~3.5倍までの交換できるレンズが5枚もついているので、作業に合わせてちょうどいい倍率を選べます。

たとえば、3.5倍だと

プラモ製作ランナーの文字なんて、余裕で見える
1/35フィギュアの顔いい面相筆があれば、きれいな眉すら描けそう
クロスステッチ細かいリネンの布目も見える
縫い針の穴1.85倍でも余裕で見える。3.5倍はオーバーテクノロジー
 ※1.85倍は、わたしが持っているハズキルーペの倍率 >ハズキルーペレビュー記事

通常のプラモ製作や手芸作業なら、3.5倍までの倍率があれば十分です。

ただ、
お米に筆で文字を書きたい!レベルの細かさが欲しい方は、
別の拡大鏡を探したほうがいいかも?しれない。

思いたったらすぐに作業に入れる、便利な角度調整

レンズの角度を細かく動かせるので、自分の見やすい角度やピントをあわせやすいです。

矢印の2個所が動きます。

せっかく拡大鏡をつけても、目とレンズのピントが合わせづらいと
全然作業に入れない・・・
となるんですよね。
毎回その調整に時間をとられて、イライラしたり・・・。

ですが、これはそんなストレスはなかったです。

さっとつけて、カクカクっと角度を合わせれば、すぐ作業ができます。
すっごくラク!

※写真の左矢印の可動部は、実はライト用です。
ライトと一緒にレンズが動くので、ライトを点けない時はレンズ用として使ってます。

拡大鏡を装着したまま、横においた説明書も読める

ハズキルーペのようなメガネ型ルーペは、レンズがメガネ(眼)全体をおおうものが多いです。
なので、そのまま顔を上げると、世界全てがぼやて見えてしまう。
当たり前なんですが、作業によってはそれが地味に使いづらく感じるときもあります。

でもこのルーペは、メガネ(眼)とレンズの間にすこし隙間があるのでそこから周りが見えます。

思いがけず、それがすごく便利!
作業をしながら、横目で説明書やTVがみれる!

使ってみるとわかってもらえると思うのですが、
それができると、いちいち拡大鏡をはずしたりずらしたりする手間がなく、作業効率もアップします。

跳ね上げ式なので、移動の時はレンズを上げるだけ

レンズは跳ね上げ式なので、
作業中はレンズ部分を下げて、
説明書をしっかり読みたい時はレンズ部分を上げて
、という使い方ができます。

このルーペは、頭にヘッドベルトで固定もできます。
でも、移動する時にいちいち外すのは面倒。
(メガネのように耳にかけるパーツも付属)

そんな時に、ヒョイッとレンズを上げるだけで、
安全に移動することができるので、手間も激減。

面倒だからと、レンズを目の前にしたまま移動するのは
絶対にやめてくださいね!
転んで怪我でもしたら、大変ですからね!!

ライト付きで、こまかいパーツの隙間も明るく照らせる

ライトが可動式で、狙ったところを明かりで照らせます。
小さいライトなんですが、なかなか明るいです。

しかも、動かす時のカクカクっていう感触が結構好きです。(性能と関係ない感想

さすがに、真っ暗の中これだけで作業できるかと聞かれれば
いや、ムリ(ヾノ・∀・`) と思います。

室内ライトをつけて、手元をこれで照らす
という使い方なら、問題なかったです。

レンズ交換式メガネ型ルーペで「不満」に思ったところ

気に入ったポイントばかりのこの拡大鏡ですが、
やはり気になるところもあります。

ライトは便利だけど、電池が重い

おすすめ理由にも「ライト」について入れたけど、人によっては気になるポイントにもなりそうです。

これ、ボタン電池ではなく単4電池3本なんです。
前バージョンはボタン電池だったそうですが、これは単4電池式になって点灯時間が増えたらしい。

なので、その分ちょっと重いです。
電池を入れると、耳かけ式ではズレることもあります。
ただ、ヘッドバンドに付け替えて使えば、ズレることはなかったです。

ライトを使わない人は、電池をいれなければ重さの問題はクリアですね。

<追記>
下記にも書きましたが、これの電池式じゃないモデルがありました。
USB充電式のヘッドルーペ、便利そうです!

デザインがごっつい

個人的には、このごつさも好みなのですが、さすがに外には持って行きづらいです。

私は、たまに刺繍講座に参加するのですが、そこにはやっぱりこの拡大鏡ではなく、
ハズキルーペを持っていきます(*ノωノ)

 <参考> わたしが使っているハズキルーペレビュー記事

説明書が無い

最近多いですよね。説明書がない商品
基本的にシンプルなものなので特に困ることはないですが、やっぱり戸惑うことがありました。

それは

ライトの電池は、どこから入れるんだ?!問題。

説明書がないので、電池を入れる場所がパッと見わからない。
「電池の場所がわからないのでライトが使えない」
というレビューもありました。

よく見たら、電池ボックスはここでした。
(内側のおでこあたるところ)

拡大鏡の電池ボックスの写真

ツルからヘッドバンドに替えるのがつらい

これは「ネイル等で爪が長い人に限る」不満点かもしれません。
普通の爪の人は、簡単にはずせました。(夫で試したw)

本体とツルの接合部分の、凹みを押して引くとはずれる
はずなんですが、どう押してもはずれず。
爪がすべって押せない状態です。

ねじって外す、みたいになると嬉しいな。

握力(指の力?)の弱い人も、もしかしたら外しづらいかもしれません。

下の写真の赤丸内の「ベース型」を押しながらツルを引くと外れる。

拡大鏡のつるのはずし方の写真

汗をかく季節はズレやすい(追記 2024/06/29)

汗をかくと、おでこにあてている部分(電池ボックスあたり)がすべって、ずれることがありました。

最近、6月なのにもう暑くなってきたじゃないですか。
その中で作業をしていて気づきました。

ツルではなく、ベルトにつけかえて使うとズレを防止できるかも(未検証です)

クーラーなどを使って涼しい環境にしているなら、問題なさそうです。

困った時は、販売会社のLINEで相談

今回購入した拡大鏡の販売会社さんは、
困った時にLINEで相談できる対応がありました。

わたしは、上の写真のように
ツルをヘッドバンドへ替えたいのに、全くはずれず
もしかして、外し方間違ってる???
と不安になり、LINEで問い合わせました。

すると、少し時間を置いてから、説明画像付きのとてもわかりやすい返事がありました。

交換方法は間違っていないとわかり、ひと安心。
電話よりも気軽に相談でき便利でした。

このレンズ交換式メガネ型ルーペが向いている人は?

●このメガネ型ルーペで作業がとても便利になるのはこんな人

  • まさに今拡大鏡を買おうと探している
  • 1/35フィギュアの塗装をしたい
  • ライト付きが欲しい
  • 作業中に髪型なんて気にならない
    (ヘッドベルトを付けるのに抵抗がない)
  • 多少重くても問題なし
  • 細かい布目もしっかり見たい
  • その日の作業によって、扱うパーツサイズが違う
  • この商品を「え、なにこれカッコいい」って思った人

●他の拡大鏡の方がいいかも?と思う人

  • とにかく軽いのが欲しい
  • ヘッドベルトはちょっと困る
  • 外出した先で、気軽に使いたい
  • ごっついのは好みじゃない
  • もっと高倍率がほしい
  • 赤いのが欲しい (ごめんね。これ白しかない)

自分の作業場所や使うパーツによって、置き型や、もっと軽い拡大鏡が合っている場合があります。

以前書いた記事に、作業別おすすめ拡大鏡の説明と紹介があるので
お時間があったら参考にどうぞ!(25倍拡大鏡もアリ)

購入したPhoenixLoupeメガネ型ルーペの仕様

私が今回購入したPhoenixLoupe 軽量 メガネ型ルーペの仕様はこちらです。

  • 倍率1倍、1.5倍、2倍、2.5倍、3.5倍のレンズ付き(各1枚)
  • 収納ケース 1つ
  • LEDライト付き(LED2個)
  • レンズ用メンテナンスクロス
  • 調節可能なヘッドバンド
  • 重量:80g(レンズ装着時。電池無しの状態)
  • メーカー保証書付属(45日間)
  • 説明書なし
拡大鏡のレンズの写真

この拡大鏡は、お値段が2,000円前後です(販売会社による)
ハズキルーペの1/4ほどのお値段。

レンズ5種類とLEDライト、ヘッドバンドまでついているのに、
タミヤの精密ニッパーより安い。
(お値段以上の価値があるニッパーです。)

購入後に気がついたことがあります。

私が買ったものと、形やレンズの種類がほぼ同じだけど、
ライトが電池ではなく、USB充電式 っていう商品もありました!
こちらは、1年保証期間つき。

こっちも良かったかもしれない・・・w
(わたしが購入したものとは販売元が違うので、LINEでのサポートは未確認です。)

私はこちら↓の商品を、Amazonセールの時に購入しました。
安心のLINEサポート有り。 充電式ではなく、電池タイプなのが残念。

【あとがき】これからも諦めずに趣味が広がる

ハズキルーペの写真

普段手づくり作業をする時は、「ハズキルーペ」を愛用しています。

持っているハズキルーペは、コンパクトの1.85倍(写真左)。
 レビューはこちら>> ハズキルーペ、高いだけあって歪みがなく見やすい

軽くて歪みも無く見やすくて、とっても気に入っています。
なので、普段はそれで問題はないのです。

無いのですが、
それは「ハズキルーペで見える作業だけをしている」から。

それ以上細かい作業は、1.85倍でも少し見づらくて、地味にストレスになるから作らなくなっていきました。

例えば、細かい布の目が見えないので、クロスステッチはしなくなりました。
(ざっくりした布目は、ハズキルーペで十分見えます)

プラモ作成は、パーツが見えないわけではないのですが、
ランナーの文字が見えなくなりました( つДT) デカールもね!

拡大率2倍の置き型拡大鏡で作ったこともあったのですが、
うちは作業スペースが狭いので、その拡大鏡はわが家向きではなかったんです。


最近、ミニチュアのかご作りを始めました。
それも、この拡大鏡のおかげ。

倍率的には、ハズキルーペ(1.85倍)でも十分見えます。
ただ、
作業で手元を見つつ、作り方(AmazonのKindleにある手芸本をiPadで)を見る
というのが、メガネ型拡大鏡だとなかなか難しい。
手元以外に目を向けても、視界がボケちゃうので。

この拡大鏡なら、上に書いたように隙間から説明のチラ見ができるので、そこが便利なんですよね。
(しっかり見たい時は、さすがにレンズを上げます。笑)

しっかり見えるので、つい作りすぎるほど・・・。

ミニチュアのカゴ
作ったカゴの一部です

(余談ですが、AmazonのKindle Unlimitedには手芸本が結構あるので、図書館まで交通費が結構かかるという方には、オススメ)

年齢があがって見えづらくなっても、便利な道具を上手に使って
快適に趣味を楽しみたいですね!

この記事を書いている人

「いつき」と言います。
北海道在住。50代。女性。
手芸屋プラモ作りが趣味。
見えづらくなってからは、積みプラが増える一方…。
拡大鏡で、解消できるかも!

詳しいプロフィールはこちら

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