100均のセリア、手芸グッズが充実していますよね。
そんなセリアに、ひさしぶりに行って、びっくり。
以前から、
刺しゅうのキットみたいなのがあるなー
と思っていたけど、ちゃんと見たことがなかった。
これ、めっちゃすごいですね!(遅い
ちょっと感動したので、それらの刺繍キットをご紹介。
いや、もう知ってるし、遅いよ!
とか言わないで(*ノωノ)
100均セリアの刺繍キット。初心者から上級者向きまで
年々、充実度が増している100均の手芸コーナー。
今回は、セリアの手芸コーナーで見つけた「刺繍キット」を紹介します。
あー、あの刺しゅうの図案のやつね。
知ってるよ!
という方も、多いかも?
わたしは、今回ちゃんと見てみてびっくり!
100円でこれ売ってるのかー。すごい。
初心者さん用【初級】刺しゅう図案ステッチレッスン
練習しながら、飾りにもできるサンプラー的な図案。
(サンプラー:刺繍の刺し方の練習もかねた作品)
すごくかわいい。
下の写真は、クリックすると大きくなります。
それぞれ、チェーンステッチ、フレンチノットステッチ、サテンステッチが練習できる。
(1)がお店になかったんだけど、なんだろう?
ストレートステッチとかかな?
※チェーンステッチ: 鎖のようにつながる刺し方
フレンチノットステッチ: 玉止めのようにプクッとする刺し方
サテンステッチ: 面を塗りつぶすように水平に糸を渡す刺し方
針と刺繍糸、接着芯は、
付属されていません。
でも、それらもセリアで揃います。
これまで、”刺しゅうに使う” 刺しゅう糸に関しては、
100均のはおすすめしないなーって思ってました。
(編み物など、刺しゅう以外に使うなら便利)
でも、セリアの刺繍糸(2色入り)って、いい感じのツヤやハリがあります。
なので、
刺しゅうに興味があるから、ちょっと試してみたいな。
でも、これから続けるかどうかわからない
という人は、セリアの刺繍糸で試してみたらいいかもって思います。
他の100均の糸は、ツヤがなかったりであまりおすすめしないかもー(小声
もし、今後も続けて刺しゅうをしていくなら、手芸メーカーの刺しゅう糸がおすすめ。
色数が多いので、いろいろな表現ができます。
刺し方はわかる【中級者用】花がら図案の種類がたくさん
わたしが行ったセリアには、「中級」と書かれたキットが一番多かったです。
花柄が、多い印象。
これは、アルファベットにお花が付いているパターン。
めっちゃかわいい。
これで練習した後、この図案を使って自分のポーチやバッグ、シャツなどのワンポイントとして刺したいくらい。
こちらは、動物柄です。
4種類のうち、2種類が売られていました。
「うさぎ」を購入したので、下でレビューしています。
これは「バネ口・巾着用」と書かれています。
布も縦長なので、刺繍した後で袋状にできるタイプのよう。
実用的です。
小花が散らばっている図案。
なんで小花って、こんなにかわいくて惹かれるんでしょうネ?
(刺すと意外と面倒ですが…小声)
(2)ゴンフレナを購入したので、レビューしています。
こちらも花柄。
25センチサイズの布なので、刺しゅうした後は
埃よけカバーなどにしても良さそうですよね。
カゴの上にかけたら、めっちゃかわいい。
こちらもお花。
「ガーデン」という名前の通り、いろんな花がいっぱい!
カラフルに刺して、壁に飾りたい。
こちらは、モチーフ柄。
本体サイズは「約25センチ角」と書かれています。
写真を見ると、なかなか大きいモチーフですね。
モチーフ一つひとつ切り離して、裏を付けてから、
バッグのチャームにしてもいいかもしれない。
どれもかわいくて、あれもこれも買ってしまいそう。
お財布のヒモを締めるのが大変です・・・。
複雑なものもOK【上級者用】繊細でステキな図案
「上級」と書かれているものは、繊細な図案が多かった。
刺し終わったら、飾ってもいいし、ポーチなどに仕立てても良さそうです。
「リースフラワー」と書いてある図案。
丸い形なので、刺したあとも枠にはめたまま飾ってもいいですよね。
4種類あるので、季節に合わせた色で刺しても楽しそう。
こちらは、ガーデンと書いてあるもの。
飾るだけではなく、布を足してポーチにしてもかわいい。
「アニマルレトロ」と書かれた図案。
下の写真のふたつは、購入したのでレビューしています。
動物の刺しゅう部分だけが、キット内容です。
その下のハンカチ的な生地は、入っていません(残念)。
行ったセリアには、残念ながら(1)と(3)はなかったです。
キット裏面にある、できあがり見本の写真。
それを見ると、今回見つけられなかったのは、
ピアノとうさぎ(?)、きのことリス、ゾウさん、子鹿、かな?
どれもかわいいですね。
見ているだけで、楽しかった。
種類、ありすぎ!(笑)
どれもこれも良すぎて、選ぶの大変ですよね。
それぞれ違うかわいさの図案が多いので、
「初級」「上級」などにかかわらず、好きな柄にチャレンジするのもいいかもしれない。
刺しゅうの難関のひとつ「図案を布に写す」作業、
そこをクリアしている状態なので、あとは根気!
うまく刺せなくても「失敗」じゃないもんね。
刺し方は、YouTubeとかでいろいろな人がわかりやすく教えてくれています。
この刺しゅうの刺し方の本もわかりやすいです。
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【刺しゅう初心者の方へ】セリアの刺しゅう図案の選び方
刺しゅう初心者の人は、
「初級」図案と、「中級」図案の気に入った柄
を選んでみよう!とおすすめしたいです。
理由は、
- 好きな柄の「中級」を目標にして
- 「初級」で、基本の刺し方に慣れる
わたしがそうなのですが、
「これ(難しそうなもの)を作りたいから、こっち(基本)もやる」
という気持ちで、一気に進めると、
モチベを保ったまま、いろいろとスキルを習得できるんですよね。
モチベ大事!
もちろん「初級」のキットもかわいい!
なので、練習と言っても、初級キットも刺していて楽しいはず。
「これを作りたい!」「これが好き!」があると、
覚えるのも楽しさが増しますよね。
さらにその先に「上級」を用意しておくのもいいかもしれない。
なので、
- 刺し方がわかりやすい「初級」(全種類でも可!w)
- 目標になる「中級」(上級でも可)
の両方を、先に用意するのをおすすめします
最初の道具は、セリアで一緒に買うと便利です。
キットの後ろに「準備するもの」が書いてあるので、そのとおりに準備すればOK。
- 刺繍用の縫い針:いろいろなサイズが入っているものが便利
- 刺しゅう糸:セリアの刺しゅう糸(2色入り)は、ツヤがあるのでおすすめ
- 刺繍用の枠:プラ製より、木や竹製のものの方が、ズレにくくて使いやすい。
大きめよりも、10センチくらいの小さめの方が、布がズレにくくおすすめ。 - (接着芯:必要な人のみ)
※接着芯は、生地をパリッとハリを出す・布の周囲のほつれ止め、にもなります。
【購入レビュー】中級と上級の図案を開封
ステキな商品が多すぎて、選ぶのが大変でした。
選んだのは、「中級」ふたつと「上級」ふたつ。
やはり、うさぎが描いてあると買ってしまう。
【中級】刺しゅう図案プリントクロス 小花・アニマル
購入した刺繍キットの、「中級」のはこちらの2つ。
左:(1)ラビット、右:ゴンフレナ。
裏を見ると、セット内容や、自分で準備するものが書かれています。
下の方を見ると、図案についての注意書きがありました。
「印刷面は消えないインクを使用しています」と書かれています。
勝手に消えたり、濡れて消えないように、
消えないインクを使ってくれているんですね。
セットの内容は、図案がプリントされた布と、説明書。
針や刺繍糸などは、入っていません。
もし、針と刺しゅう糸を持っていない場合は、セリアで一緒に購入するのがオススメ。
生地は、約25センチ角。
図案は20センチ角くらいです。
刺し方説明は、結構ざっくりでした。
説明用紙右側で、どのイラストはなんの刺し方で刺すかが説明されています。
うさぎと小花、両方とも説明書に
「薄い生地のため、接着芯を貼って刺繍してね」(意訳)
と書いてあります。
でも、そこまでペラペラの薄い生地じゃないような?
「普通のコットン布」というか、シーチングくらいの厚さって感じです。
図案がプリントされている生地の厚さ、
どうやったら伝わるかな?
生地屋さんの写真のように、布をたたんでみよう!
と思ったけど、わかりづらかった^^;
心配な方は、指示通り接着芯を貼ってから刺したほうがいいかも。
貼る予定の方はセリアで一緒に購入するのがオススメ。
わたしは接着芯は貼らずに、このまま刺しゅう枠に入れて刺す予定です。
すごく薄めの接着芯を使いたい人は、楽天やAmazonで売っています。
パリッとしすぎず、生地にハリが出ます。
【上級】刺しゅう図案プリントフェルト アニマルレトロ
「上級」と書かれたキットで購入したのは、こちらの2つ。
アニマルレトロの、左:(4)とり・クマ、右:(2)カエル・ラビット。
入っているのは、刺し方の説明(左に刺し方説明、右に図案説明)、
そして、図案がプリントされたフェルトです。
こちらも、針や糸は、入っていません。
この「図案の説明(紙の右側)」が、すごく良かった!
このキットでは、ここがメインなのでは?と思うので、ちら見せで。
(いや、やっぱりメインはプリントされたフェルトか)
ここ、刺し方の方向がちゃんと書いてあるんです。
広い面を刺す時って、慣れないとどっち向きに糸を渡せばいいか迷いますよね。
縦なの?それとも横向きなの?と。
でもこの図案は、刺しゅう本のように、しっかり刺す方向を書いてくれています。
できあがりの写真もありますが、ちょっと見づらかったりするので
こういう説明があるの、すっごくわかりやすくて助かります。
こちらも、まだ作っていないのですが、
実際に作ってみたら、またレビューします。
少し刺しゅうに慣れた人へ。おすすめの刺しゅう道具
セリアの刺しゅうアイテムは、安くて便利ですよね。
問題なく使えるものも多くて、助かっています。
少し慣れてきたら、刺しゅう針と刺しゅう糸は、手芸メーカーのものを使うのがいいです。
やっぱりお値段が違うだけあって、使いやすさが違います。
刺しゅう針は、3~6番くらいは針穴も大きく、糸が通しやすいです。
7~9番は、細かいところを刺すのに向いています。
(針穴も小さめなので、最初は使いづらく感じるかも)
自分の使いやすいものはどれかを知るためにも、
いろいろな太さが入っている、こちらが便利。
刺しゅう糸は、色数も多くて、
比較的多くのお店で売られているコスモがおすすめ。
(株式会社ルシアンのCOSMO)
ただし、近所に手芸屋さんがあるのなら、
そこで扱っている糸を選ぶのがいいです。
ネットで気になったAメーカーの刺しゅう糸を使ってみた。
糸が足りなくなったので、近所に買いに行くとBメーカーの刺しゅう糸しか売っていなかった
となった時、似ている色でも微妙に違っていて
刺した作品が、意図せずグラデーションになることもあるんですよね。
近所に手芸屋さんがなかったり、
いつもネットで買うなどの場合は、どれでもOKと思います。
刺しゅう糸は、コスモ、DMC、オリンパス、の3つが代表的です。
それぞれ使ってみましたが、大雑把なわたしには
どれもツヤがあってキレイ!
どれもめっちゃいい
としかわからなかったですw
ちなみにわたしは、徒歩圏内の手芸店で扱っているのが「コスモ」だけなので
コスモをメインに使っています。
刺しゅうは、ひとつ完成させるまで、
時間がかかったりもします。
一気にやっても楽しいし、時間のある時にちょっとづつ刺すのも楽しいです。
そして完成したものを、飾ったりポーチなどにしたりすると、さらに嬉しい気持ちになりますよね。
ぜひ、好きな図案を見つけて、楽しく作ってみてください。
もしも
最近見えづらくなったから、刺しゅうはちょっと…
という方がいらしたら、拡大鏡があれば大丈夫!
拡大鏡の選び方やレビューもしていますので、お時間のある方はぜひどうぞ。