「ぬいぐるみ用布団の作り方」好きな布で手づくりしてみよう!

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ぬいぐるみ用のお布団の作り方

大好きなぬいぐるみや人形、
夜はゆっくり布団で寝かせてあげたい
と思いませんか?

大きいぬいぐるみは、抱き枕としてだっこできる。

だけど、小さいぬいぐるみは、一緒に寝るとつぶしてしまいそう

それに、小さい布団にはいっているのを見ると、めっちゃカワイイ!

布団に寝ているぬいぐるみの写真
寝ている姿に癒やされます。

かわいいお布団もたくさん売られているけど、自分で作るのも楽しいです。

ここで紹介するのは、
好きな生地やタオルを使って、まっすぐ縫うだけ
の簡単なお布団の作り方。

大切なぬいやドールに、
かわいいお布団を、作ってプレゼントしてみよう✨

もくじ

ぬいぐるみ用の掛け・敷布団、毛布の材料

シンプルな四角い普通のお布団の作り方です。

敷き布団・掛け布団の材料

敷布団と掛け布団、基本の作り方も材料も同じです。

違いは、この2つかな?

・入れるワタの多さ
・カバーの柄や素材

好みのふかふかさと、好きな生地や素材で作ってみてください。

ぬいぐるみ用のお布団の写真
ふわふわに作った敷布団

 🧵 布団の材料 

  • 好きな布
  • ワタなどの詰めもの
  • レースやリボンなどの装飾アイテム

・好きな布 

私が今回使ったのは、コットン生地です。
好みで、無地や柄、色を選んでください。

・ワタなどの詰めもの 

中に入れるのは、手芸綿やキルト綿など。
特にこだわりがなければ、たたんだタオルなどを入れてもOK。
(しっかりとした感触になります)

手芸綿を入れると、ふわっふわになります。
キルト綿だと、凸凹しづらくしっかりした感触になります(敷布団におすすめ)。
小さい布団を作る時は、「つぶわた」が扱いやすいです。

この記事では、手芸綿とキルト綿の両方を使っています。

・レースやリボンなどの装飾用アイテム 

布団のまわりや頭の部分に、好みでつけるとかわいい。

毛布・タオルケットなどの材料

ぬいぐるみの掛け布団の写真

上に掛けるものは、季節によって変えてあげたいですよね。
冬はおふとん、夏はタオルなど。

掛け布団の材料は、上にあります

 🧵 毛布・タオルケットの材料 

  • 好きな布
  • レースやリボンなどの装飾アイテム

・好きな布 

ぬいぐるみのサイズに合わせた生地。
小さめのぬいぐるみなら、ガーゼハンカチもかわいいです。
毛布やタオルケットを作るなら、少し厚めの生地や、ハンドタオルなどで作れます。

ふんわりガーゼ fu wa raさんの、かわいい柄のハンカチやハギレをつないで、タオルケットを作ってもかわいい。

・レースやリボンなどの装飾用アイテム 

好みで飾りにつけるとかわいい。

ぬいぐるみ用のお布団の作り方

掛け布団と敷き布団の作り方は、基本的に同じ。
綿の量や布を変えて、敷布団と掛け布団にします。

掛け布団敷布団
・綿の量は少なめ。
・顔の近くに、別布やレースをつけると掛け布団っぽくなる。
・綿の量はふんわり多めに。

作業の流れは、こんな感じです。

  1. サイズを決める
  2. 布を裁断する
    (飾りが必要な場合)レースなど、飾りをつける
  3. まわりを縫う(返し口以外)
  4. 綿などをつめる
  5. 返し口をとじる
  6. 綿どめをする

では、作ってみよう!

1. サイズを決める

どのコ(ぬいぐるみ)用の布団にしますか?
実際にぬいぐるみを寝かせてみて、必要な大きさをはかります。

今回は、このこ用のお布団を作ります。

小さいぬいぐるみの写真
我が家のトップ3に入るかわいさ potte ロップイヤーさん。
身長15cmくらい

身長とからだの幅に余裕をもたせて、
敷布団は横幅21センチ、縦26センチくらいにしてみます。

セットで掛け布団を作る場合は、
掛け布団の横幅を1〜2センチ大きくすれば良さそうです
(ぬいの体型や好みでサイズを調整)

2. 布を裁断する(今回はキルト綿も用意)

サイズをはかったら、用意していた布を裁断します。

必要なサイズ + 縫い代両側 1cmづつ

今回作るのは、横幅21センチ、縦26センチ
なので、用意した生地のサイズは、横23センチ、縦28センチです。

横:21センチ+1センチ(ぬい代)+1センチ(ぬい代) =23センチ
縦:26センチ+1センチ(ぬい代)+1センチ(ぬい代) =28センチ

今回は、キルト綿も使うので、それも切っておきます。
中に入れるので、横の縫い代は無し。
折りたたんで使うので、長さは二倍に。
ワタをつめる厚さ分もあるので、もう少し長めにしてみます。

使うキルト綿:横21センチ、縦54センチ
(長すぎたら、後でカットできるので多めに)

(飾りが必要な場合)レースなど、飾りをつける

レースなどをつける場合は、布を袋状にする前に縫いつけます

掛け布団なら、頭側の部分に別布やレースで飾ると、掛け布団ぽくなります。
敷布団は、飾りを少なめにシンプルにしてもかわいい。

今回の敷布団は、飾りなしのシンプルタイプにしました。

3. まわりを縫う(返し口以外)

返しぐち以外の周りをぐるっとぬいます。
返し口は、狭すぎると表に返しづらいので、手の入るサイズがおすすめ。

手縫いでもミシンでもOK。

左:周りをぐるっと袋状に縫ったもの

ぬいぐるみのお布団用の生地と綿の写真
画像:今回使う、コットン生地とキルト芯

4. 綿をつめる

綿の入れ方は、2通りあります。

袋状に縫った布団生地を、
・表に返してから綿をいれる
・表に返す前に綿を入れる
です。

(方法1)
表に返してから綿入れ
(方法2)
綿を並べてから表に返す
メリット綿を詰めやすい表面が凸凹になりにくい
デメリット綿がかたよりやすい。
凸凹になりやすい。
表に返しづらい。
(キルト綿と一緒に使うと返しやすくなる)

(方法1)布を表に返してから綿をつめる

表に返した袋状の布団(生地)につめるだけなので、とっても綿を入れやすいです。

ただ、入れたワタの厚みがムラになりやすいので、
だまにならないように気をつける必要があります。

(方法2)綿を並べてから布を表に返す

表に返していない布団(生地)に綿をキレイに並べてから、表に返します。
だから、凸凹になりづらいです。

ただ、ワタの厚みがあるので、表に返しづらいのが残念。

綿だけではなく、キルト綿を一緒に使うと、返しやすくきれいに仕上がりやすいです。

綿入れは、どっちの方法がいいのか?

手軽に作りたい場合は、方法1
凸凹せずにキレイな仕上がりにしたい場合は、方法2がおすすめ。

今回は、方法2+キルト芯を使用して、綿をつめています。
(掛け布団を作るときは、キルト芯は入れない方がふわっと仕上がっていいかもしれない)

 🧵 お布団に綿をいれよう!  

今回は、後で布を表に返す方法で作ってみます。
手順はこちら。

1.布団生地の上に、綿をのせる
2.キルト綿で手芸綿をはさむ。
3.キルト綿の角を糸でとめる。
4.指でつまんで裏返す
5.表に返した角を固定
6.お布団の表面をならす

1.布団生地の上に、綿をのせる 

「3.まわりを縫う(返し口以外)」で袋状に縫った布に、綿とかをのせます。
今回は、キルト綿手芸綿の両方を使っています。

裏返ったままのお布団生地の上にキルト綿を置く。
その上に手芸綿を、かたまりをほぐしながら、平たく均等に置く。

ぬいぐるみのお布団用の生地と綿の写真

掛け布団の場合は、キルト綿を入れない方が、ふわっと仕上がります。
綿の量も、敷布団よりも少なめにすると、掛け布団っぽくなります。

2. キルト綿で手芸綿をはさむ 
キルト綿をパタンと折り手芸綿をはさみます。
そうすると、摩擦で綿がズレづらくなり、表面もボコボコしづらいです。

ぬいぐるみのお布団用の生地と綿の写真

3. キルト綿の角を糸でとめる 
ワタがずれないように、キルト綿の角を軽く縫って固定しておきます。
つぶれない程度に軽くでOK。

ぬいぐるみのお布団用の生地と綿の写真

4. 指でつまんで裏返す 
布の角を、しっかり直角になるように縫い代を折っておきます。
その布の角と、ワタの角と合わせます。

袋の内側に手を入れて、布と綿の角を合わせて一緒に指でつまみます。
つまんだまま、角を表に返します。

こうすると、布と綿の角がずれず、、表に返ります。

ぬいぐるみのお布団用の生地と綿の写真

5. 表に返した角を固定 
角を1つ表に返したら、ずれないようにクリップなどではさんでおきます。
固定したら、次の角を同じようにつまんで表に返していきます。

ぬいぐるみのお布団を作っている途中の写真

角をすべて表に返したところ。

ぬいぐるみ用布団を作っている作業の写真

6. お布団の表面をならす 
クリップをつけたまま、お布団をぽんぽん優しく叩いたり、少し振ったり。
そうすると、生地と綿がなじみます。

お布団を振るときは、布とワタがずれないように気をつけて!

ぬいぐるみ用布団を作っている作業の写真

お布団に綿をいれることができました。

5. 返し口をとじる

表に返した返し口を、縫いとじます。
コの字縫いにすると、縫い目が目立ちづらいです。

ぬいぐるみ用布団を作っている作業の写真

縫ったら、糸を軽くひきます。
強く引きすぎると、シワがはいってしまうので注意。

ぬいぐるみ用布団を作っている作業の写真

返し口を縫ったら、玉止めをして、目立たないところに糸を出して切ります。

6. 綿どめをする

中の綿がずれないように、何か所か糸で縫いとめます。

今回は、2か所に糸でとめました。
よく座布団の真ん中にあるような、糸でとめてあるやつです。

ぬいぐるみ用布団を作っている写真

掛け布団の場合は、綿どめの位置を4〜6箇所にすると、模様っぽくなります。

完成!ぬいに寝てもらってチェックしよう

ちょっと寝てもらったら、サイズもいい感じでした。

ぬいぐるみ用お布団に寝ているぬいぐるみの写真

毛布やタオルケットは、ハンカチやタオルでも作れる

毛布やタオルケットは、1枚の布で作れます。
かわいいハンカチやタオルを利用すると、さらに簡単。

普通の布を使う場合は、まわりをほつれないように始末します。
(バイアステープやレースでくるむ、3つ折りにするなど)

写真の左は、古いパジャマ(フリースっぽい生地)を使った毛布です。
写真の右は、セリアのガーゼハンカチです。

ぬいぐるみ用の毛布やタオルケットの写真

ガーゼハンカチは、1か所を少し折って縫っただけです。
そこに、レースで飾りをつけたとしたら、こんな風になります。

ぬいぐるみ用タオルケットを作っている写真

レースの色味を変えるだけで雰囲気もかわりますよね。

どのレースにしようかな?と考えるのも楽しいです。

飾りライン

説明が下手で申し訳ない…。

布団は、布を袋状にしてワタをつめる。
ぶっちゃけ、1行で説明終了できる内容です。

ぜひ楽しんで、ぬいさん、ドールさんにプレゼントしてあげてくださいね!

かわいい市販のぬいぐるみ用お布団

お布団を手づくりしたい!
けど、いまは時間がない…

そんな時は、Amazonや楽天などでも、かわいい布団が売られています。
大好きなぬいに合う、かわいい布団が見つかりますように!

5点セット(掛け布団、敷き布団、まくら、クッションと抱き枕)のお布団。

ベッドタイプ
ベッド(敷布団)、掛け布団、枕の3点セット。

袋状になっているタイプ
掛け布団が縫い付けてあるので、パーツがバラバラにならなりません。
ぬい連れの外出先で「掛け布団どっか行った!?」という心配もなし👍

【あとがき】敷き布団を英語でいうと「Futon」

このブログ記事のURLは、stuffed-toy-futon です。

このURLを決める時に、「そういえば布団って英語でなんていうのかな?」って調べたんです。
そこではじめて布団は英語でFutonというと知りました。

ただ日本の「布団」とは違い、床に敷くものだったり、ソファ的なものをさすよう。

海外には、「ぬいぐるみ用の布団」ってどんなのがあるんだろう?
やっぱりベッド式なんでしょうか?
カラフルだったりするのかな?
気になります!(´ω`)

このブログを書いている人

「いつき」といいます。
北海道在住。50代。
ぬいぐるみとうさぎと手づくりが大好き。
時間を見つけては、日々なにかを作っています。

最近は、ネズミの編みぐるみを作成中。
英文パターン翻訳を便利にしたくて、GPTsも作っています。

詳しいプロフィールはこちら

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